見出し画像

02. 中国(下) | Let me pay!Let me pay!

読める世界一周 in China
----------------------------------------------------
• 期間:2016/9/12 - 10/1(20 days)
• 旅程:西安 → 洛陽 → 登封 → 鄭州 → 上海 → 南京 → 杭州 → 上海 → 昆明 → 麗江 → 香格里拉 → 麗江 → 昆明
• 登場人物:僕、詐欺師、その他
• 費用:20,4566 JPY
----------------------------------------------------

9/12 (Mon) 休息日、西安にて

• 1泊の予定。
• 部屋が整うまで、屋上の揺れる椅子で寝た。もはや安静にしているだけ。ただ、それだけのこと。
• 飯を食べるというのが、この日唯一の勤め。スープが多く飲みきれず。
• ゆるゆるして宿に戻った。ビールを1本だけ飲んで寝る。
• こないだ行ったHip Hop Clubで働いていたAmosに連絡をしてみるものの、微妙な対応。何がI have a drinkじゃ。(1)

(注記)
1. 意図不鮮明

9/13 (Tue) さよなら西安

• 最後に、西安を囲む壁から景色を眺めた後に、東側のエリアでお腹をパンパンにして、西安北駅へ向かう
• 小小(しゃしゃ)に今夜西安を離れる旨、メッセージ。が、返信はない。嫌われてしまったのだろうか。
• 高速鉄道は快適にて、赤いマニュキュアの女の子が、辛い食べ物をくれる。こういうこと、時々ある気がする。笑顔しか返せないけれど。
• 宿までは少し苦労するが、いつものこと。受付の女の子が日本語が堪能で驚き呆れた。熱烈な嵐ファンだったような気がする。なんて可憐な動機。

9/14 (Wed) 石窟や、石窟や!龍門石窟や!

• 今日の日課これだけ。これが叶ったので、途中のグダグダもOKとします。非常にグダグダしました。
• 人は見た目で判断できる。思い出せば、醜い顔をしていた。
• 夜は、宿でブログの更新などをする。ブログを更新する日がくるなんて。

9/15 (Thu) 洛陽はらくよのう

• 起きたらお昼。嫌な起き方。またしても弱卒が。。。(1)すぐにトイレに行って、パンツを洗いました。
• 一度8時に起きた時には、既に多くのベッドが空で驚いた。みんなどうしてしまったのだろうか。
• チェックアウトして旧街を目指す。着く。ここでは、バスが移動の基本になるみたい。
• あんまり食うてみたいもんはなかったけれど、ここの名物「水席」をトライ。中国食事(多すぎ)問題勃発。全部食べる、という考え方を改める。
• 宿におとなしく戻って延泊をお願いする。宿には人が多く、お祭りの影響らしい。

(注記)
1. 隊長の「放てー!」まで我慢できず、発射してしまうことの例え。下痢になった中国編(中)あたりから登場。

9/16 (Fri) 削れた一日

• やはり起きた時には皆ベッドが空。こういうことを示す言葉がいるかも。起き抜けの空蝉ベッド。
• 多少の身支度。シャワー割愛。出発はお昼となりました。バスのダイヤが全くわからず。洛陽出発は14:20に。あられ?
• 少林寺へ向かう。到着は16時を過ぎ、今日は宿を取れと促され、何となく従うだけの人となる。宿は、可もなく不可もなく。
• 宿のおっさんがオススメする音楽祭典なるものに参加しよかと迷ったが、後出しジャンケンの送り迎え代(アップセル)を言い出したから、苛立ってやめる。
• 後に、送り迎え代はいらないよと撤回に来たが、無用のこと。鍵を勝手に開けるな!何がLight of happinessじゃ!いつも言ってるんだろうか。
• CCNという英語のテレビをつけたまま就寝

9/17 (Sat) 民族大移動

• 起床。洗濯物が全く乾いていない。
• いざ少林寺へ。中国語も表示されているのに、翻訳機の携帯に耳をくっつける彼は、文字が読めないのではないだろうか。まさか。
• 少林寺、人だらけで情緒なし。観光地化するとムードは損なわれてしまうようです。もうひとつの禅寺に行きたかった気もする。
• ショーはなかなか見せてくれた。これだけでもよかったかもしれない。
• 宿に戻って15時ぐらい。そこからは移動、移動。少林寺 → 登封 → 鄭州 → 上海。
• 鄭州 → 上海の移動は、まずまずの出来。SIMがあれば、移動中に次の移動の手を打てるのかもしれない。(1)

(注記)
1. 後の長期滞在をする国では、SIMフリーの携帯を用意して、適当な街でSIMを買いつつ、移動時間に宿を抑えるなどという高等技術(普通かも)が出来るようになりました。

9/18 (Sun) 上海、上陸、上海上陸

• 飛行機は軽々と距離を越える
• 空港にて起床。まわりのベンチで寝ていた仲間はもういない。毎日こんなんやな。
• トイレに行って歯を磨き、スタバでブレンドコーヒーを飲みながら、日記をつける。上々の立ち上がり。
• 上海は良い予感しかしない。(この時点では)
• メトロで宿に向かう。あっさり到着。上海はインフラの水準が高いので、ほとんど迷わせてもらえない。英語もよく通じる。
• シャワーを浴びて、準備を整え、いざ出発。まりぽわと逢引き。夜上海というお店で待ち合わせ。でもランチ。大人。上海。大人上海。夜上海。
• 久しぶりに再会したまりぽわも、少しだけ歳をとったみたい。でも変わらず素敵。話し始めの少しだけ覚束なく。
• 夜上海は名店。お値段からして今までとは違う。破格の印象。430元ぐらいしたような。奢ってもらう。これまでの10倍ぐらいかも。(ここで新たなアンカーが出来たか)
• お店を変えて、俺のなんとか、に行ってみる。ビール2杯で酔う(夜上海と合わせて4杯)。まりぽわは余裕。酒豪である。豪傑である。
• お会計170元儲かる。ビール1杯85元って、よく考えたら、宿一泊やん。
• 3軒目はBUNDに向かい、夜景の美しいバー。素敵な逢瀬となりんす。
• 4軒目は南京東路近くの大衆、麺大王。実は今朝ひとりで朝食を食べた店がこちらでした。42元。ほら、10分の1。
• まりぽわとお別れ。天国ここまで。ありがとうまりぽわ。

ここから地獄

• 南京東路にて客引き。物見遊山でマッサージについていく。天国的開放感があったのか。話聞くだけやで、言うて。あらTaxi乗って行くんやな。どこに行くのだろう。横に座った客引きの女は、僕の腕を取ってくる(1)
• 暗い店に到着。奥まった方の小さな部屋で女の子と二人。ムードもへったくれもなくマッサージは終わる。女の子の名前は、ティンティンと言った。ティンティンて。
• 広めの部屋に移動を促され、女の子は携帯片手にメッセージをやりとりしつつ、緩慢なマッサージを再開する。マッサージ教えたろか!代わったろ!などとしてる間に、すっと立ち上がり部屋を出た。
• ティンティンと入れ替わるように、3人足して280kgぐらいありそうな男が部屋に入ってきて、1対3の構図になった。ジリジリと距離が詰まる。これは、やばい。やばいやつや。
• 低めに忠告を与えるように、Let me go. と言うも虚しく、両手を足して200kgぐらいの2人に片手づつ抑えられ、残りの1人に首を締められる。人生初のBlack out。あっ、という間に。
• 何だか不思議と気持ちが良いのだけれど、目を開けたら、僕は寝転がっていて、さっきの男が目に入る。すぐに状況を思い出す。地獄の第二ラウンドのゴングが鳴る。
• 殴る蹴るでなく首を締めるのは、声を出されないためか。僕は今夜、あと何回落とされるのだろうか、2回?3回?考えは巡る。一体、どうしたらこの状況を切り抜けられるのだろうか。
• 今度はわざと落とさないように苦しめられる。これはきつい。してるうちに弱卒が発射。そういえば、僕今下痢なんです。
• だいぶブリブリ言うたせいか放された。が、もう嫌や。半狂乱で叫んだ。Let me pay!Let me pay!なんとも情けないが、下痢でよかった。
• 最終的に500元を払って、お前強すぎるで、と100kgぐらいありそうな巨漢の1人の肩を叩いて帰る。宿までのTaxi代は取らずに残しておいてくれた。
• シャワーを浴びて、洗濯して寝る。泥のように。

(注記)
1. 知らない人についていってはいけません。車で移動するのも、違う。

9/19 (Mon) 喉が痛い。声帯をやられたからである

• 昼まで寝る。これは寝るというよりは休むに近いかもしれない。ロープレの主人公は毎日こんなんか。えらいな。
• 高い声が出ない。喉が痛い。もうミスチルも歌えないのか。(1)
• 昼過ぎて16時ごろ出発。遅い。
• 南京東路は巣窟だった模様。昨日の今日で、またひっかかり暗いバーにて大金請求の憂き目に。可愛くないハニートラップというリアリティよ。(2)
• 僕がちびちび青島ビールを飲んでる横で、時速200kmぐらいでウイスキーをグイグイ飲む女の子達(3)。勝手にフルーツプレート等も頼む。
• いざお会計。あら高いわねえ。ボッタクリバーやもんな。そら高いわな。女の子達は、全然手持ちがないという。グルやもんな。そらないわな。
• 両者のカバンを開けて財布を出し、手持ちをかき集めても随分足らない。
• そのうちに、僕の両脇にコワモテの兄ちゃんが座ったので、素直に残りを支払う。今思えば不思議なほどの素直さで。昨日の天国のアンカーと、地獄のチョークが効いてたのだろう。多分順序が逆なら払っていない。2,400元。
• 有名な観光地に行く。両手に詐欺師。道化の花。可愛くないのが残念なところ。先程の大金は、最悪こいつらに体で払って貰おやないか、と思った。
• 一緒に飯を食べて帰る。(貸してる体になってたお金を返して貰うべく)彼女らの泊まっているホテルに向かう話になってたのだが、その前に一箇所マッサージ店に寄りたいという。地下鉄を降りて歩いてく。
• なんと驚きの事態。ここは昨日首が締まったとこではないか。すぐ出た。
• もう債権回収は出来ひんやろなと思いつ、Tell me the truth。詐欺を認めてくれへんもんかな。僕はあの場所を知っているんだよ。問い詰めてみるも、嘘しか出てこない。そりゃそうか。
• 地下鉄にて。最後に見せた主犯格の謝意は嘘や真や。
• もっぺんまりぽわと来たBundのBarへ。味気なし。Asahiビールを飲んだ。中国のビール飲んだらへんねん。小さな反抗。あんまり美味しくなかった。
• 南京東路を帰る。もう詐欺師は現れず。

(注記)
1. 喉は少しづつ癒え、気づいたら治ってました。
2. 少し後に、西安であったおばあちゃん(Stephanie)の忠言を思い出した。詐欺を受けている最中は、自分が当事者になってることを忘れてしまう(※)
3. 途中で1杯どうやと飲まされたもんはウイスキーだったが、多分そのあとガンガン行ってたのは烏龍茶的なものだったんじゃないかと思う。

※詐欺対策としては、具体的な手口の知識も大事やけど、より抽象的な把握というか「嵌められかけてることに気付ける力」がより重要だと思う。
別noteにまとめてみようかしら。

9/20 (Tue) 上海に文句など

• 11:00起床。毎日遅い。早く起きる気がない。
• 往来を歩くも、詐欺師現れず。残念。
• 田子坊にてビールを飲む。下痢回復の気配。宿の電話予約だん。
• 上海はとってもスムーズ、発券もサクサク。
• 1時間36分で南京到着。近い。
• 寄り道しながら宿を目指す。イケてる飯屋を発見。色々食べるには人手が足りぬ。
• 宿は一見美しいも、メンテ不足であった

9/21 (Wed) 南京大虐殺は、愛国心醸成のための、重要な題材なのです

• 笑いすぎて起床。とても平和。
• 夢の中で、大学サッカーサークルの同期のむっつが1枚ずつ服を脱ぎ、「これなんぼやー?」って当てさせられる遊び、どうでもええわ!言うて。笑いながら起床。
• ゆらゆら街を歩いて回る。スピーチのくだりを考えてみたり。(1)
• 南京大虐殺を証明する的な場所。Devil devil言われるのは少し胸が悪い(2)
• ここは歴史のクラスです的な目線で来られるのはなかなか(3)
• What we must remember is history, but hatred. それはそうね。
• 夜、杭州へ移動。西湖側の宿は素敵であった。

(注記)
1. 来年、友人の結婚式のスピーチをする予定になっていた
2. 銅像がたくさんある。日本人はDevilとして描かれている。Devilが来るぞ!Devilが来るぞ!恐怖におののく市民の像。
3. 「正しい」歴史認識というのは難しいと思う。2つ異なる立場には、2つの異なるスタンスから、歴史的「事実」が語られる。標題参照。

9/22 (Thu) 振り向けば西湖

• 西湖はフォトジェニック。
• ひたすら西湖をふらふらして上海へ戻る。ひーちゃんと飲むのである。
• 上海到着。ひーちゃんと再会。日本居酒屋へ。不思議な気持ち。お酒を少々頂きました。
• ひーちゃん家で一泊させて貰う。駐在員の暮らしは優雅であった。

9/23 (Fri) さよなら上海。にーはお昆明。

• ひーちゃんの職場近いCostaで長居をする。何をしていたか憶えてない。
• 前職の上海オフィスに行ってみる。特に誰に話しかけるでもない。危うく話しかけちゃうところでした。
• 南京東路で話しかけられる。あー、ちょっとついていってみたかったけど時間がない。すまない詐欺師さん!
• 夜移動。中国のLCC、吉祥航空は、英語表記ではLucky airline。逆算すると吉祥寺はLucky寺か。全然住みたくないな。

9/24 (Sat) 昆明初日、ちなみに雲南省です、憧れの

• 幕開けは昼過ぎになる。いつもの通り。
• 飯を食べる。多分ビールもつけた。
• 自転車を借りる。ブレーキがあかんやつ。でもなんとかなるレベル。
• 湖を堪能。ぐるっと回っただけやけど。雲南大学を堪能。なんとなく物理館の前で写真をパシャリ。
• 町中を探索して、飯を食いつつ、夜帰ってくる。
• 雲南的なレストランを試してみとう、試してみとう思う。結果的には、特に雲南でないものを大量に食べ、一部持ち帰る。

9/25 (Sun) 昆明2日目は、昼寝が過ぎる

• 19時まで寝てしまった。初体験。人生の縮図でないことを祈ろう。
• 一体どこで何をしたのやら。とりあえず宿でビール。
• 湖そばのカフェ的なところでビール。
• 夜市が見つかってそこに行ったらあら不思議。繁華街である。
• 飯を適当に食べつつ、MUSE5隣の、なんちゃらというクラブのにーちゃんに誘われるまま入ってみる。
• ビールを2本100元で、このにーちゃんの歓待を受ける。(1)
• 他の席の女の子にも、紹介されてみたりして。ひたすたにビール、ビール、時々、タバコ。
• 4時ぐらいになったのか、不意に帰される。不思議なサジ加減。彼の好みの女の子のマインドシェアを取りすぎたのかもしれない。

(注記)
1. 中国では、外国人(欧米人だけかも)はクラブで歓待を受けることがある。タダになったりもするみたい。理由は、欧米人が沢山入ってるクラブの方がCoolだと見られるから。要は客寄せパンダ。中国で客寄せパンダになるのも本場っぽくて良い。

9/26 (Mon) 昆明は佳きところ、クンミンと読みます

• とうとう世界遺産。石林景勝区やったかな。
• のびのび楽しむ。こういうところは好きな気がする。

9/27 (Tue) 麗江へ、リージャンと読みます

• 朝方、昆明から出た列車は、大理に到着する。景色を求めた「軟臥」という寝台車の座席クラスでは、よくよく眠っただけとなった。景色楽しめず。
• 大理、古城エリアに行こうかなー、どうしようかなー、と思っているうちに一気にめんどくさくなる。麗江行の切符購入。
• 麗江までは34元と安い。朝駅で食べたお椀(漢字が書けない)は旨かった
• 麗江には昼ぐらいに着く。あら、いいですねぇ。市内まで勘で乗ったバスがぴったり。あら、ピッタリやないの。
• 古城エリアにあったユースホステルにて1泊予約。そこで身支度をしてるうちに、やや遅くなりつつも、束河古鎮エリアまで足を伸ばす。
• 足伸ばす、足伸ばす、コーヒーごくごく、コーヒーが意外と高いのね。
• ひとついいレストランに入って晩御飯にする。そこのレストランで働いていたLuluが良くしてくれた。Nasiの子だったのか。
• 21時半。僕が最後のお客になった模様。彼女は店を片付け、一緒に帰ろうと言う。僕の食べたお皿、テーブルにそのままやけど、いいの?というと、Tomorrow、という。面白い就業感覚。
• Luluの家は徒歩圏内。Luluは、僕の宿のある古城エリアまで行く車を捕まえてくれた。(1)

(注記)
1. この時間に付近を走ってるTaxiはいなかった。お礼に20元ほど払った。

9/28 (Wed) 虎跳峡トレッキング1日目

• 朝7時過ぎに起床。1つめの奇跡。2時間寝てないんちゃうかな。
• ひーちゃんオススメの虎跳峡のツアーに参加です。参加者色々。
• Quinto的な場所から出発。てくてく歩いてるうちに、中国人の女の子と一緒に登る流れとなり、気がつけば彼女のシェルパーになる。遅いんだもの。
• ひとつめの場所まで、はや3時間が経過して到着する。紙には1.5時間てかいてあったのにー。
• 雨も振り、昼飯ついでに、ビールを2本飲んだら、その後が辛い。
When climbing, don't forget to enjoy the scenery、と僕がシェルパーをしてる女の子が言った。お前の荷物返したろか!と思った
• 沢山登って、どうやらわかったことには、目標としていた、Tina’s guesthouseに今晩着くのは無理ということ。2つぐらい手前の宿で宿泊。
• 晩飯は、中国に入って初めて、4人以上と一緒に食べた。こういう風にしたら、そりゃあ楽しいよねって感じの晩御飯。

9/29 (Thu) トレッキング2日目は、少しの焦燥と、ゆったりとした景観と

• 朝8時前に起床。一般人の感覚は素晴らしい。俺だけなら10時は固かった。
• ただし全体の出発は10時。この辺の感覚はひとえにわからない。
• 2日目は景観が素晴らしい、と聞いていたとおり。ただ下の激しい流れを目前に見るところまでは時間的に行けないことが薄々感じられて少し淋しい。
• 無事Tina’s guesthouseに到着したのは、バスが来る30分前ぐらいのこと。おとなしく後にする。素晴らしいPartyであった。(1)
• シャングリラ到着。幸せだ!とFacebookに投稿してみた。分かる人には分かるはず、と。(2)
• 夜のシャングリラ。広場を踊っていた人の音楽がよかった。もう一度聞きたい。輪を描いて、踊るのだ。
• シャングリラ歌謡祭のようなものがやっていて、男の人が歌ってた歌が、空耳で、「さぁはじめよう」と聞こえた。あの曲は、なんだったんだろう。

(注記)
1. 今思い出しても温かな気持ちになる。あの時受けた親切や、仲間に対する温情は、同居した中国人の、中国的な美徳の一つだったんだと思う。
2. チャットモンチー「シャングリ・ラ」

9/30 (Fri) シャングリラ、或いは、香格里拉

• 起きてみたらよく寝ている。前日のプランは無残にも崩れ去る。
• 思えば最後の方はよく動いている。こういうのが割と今までのスタイルに近い気がする。(1)
• ランチ25元で食べたカレーがとっても美味しかった。ありがとう。
• 寺を見に行く。見に来てよかった。幾つかのいい写真が撮れた。
• 麗江行のバスに乗る。
• 古城エリアのみ、少しだけ散歩して、飯を食べて、ビールを飲んで寝る。

(注記)
1. 旅のスタイル、みたいなものは、だんだんと変化する。人それぞれにいいリズムみたいなものはあると思う。今から見れば、この中国編は、もう動きすぎ、動きすぎ。

10/1 (Sat) さよならチャイナ。さばいでぃーラオス。

• 3時間で起床。小さな奇跡が、麗江で煌めいた。4時半起床でございます。
• 約束の4:50から4-5分遅れて、ドライバーが来る。この辺の時間感覚は気が合うところ。
• 空港には時間通りの到着、昆明を経由して、ビエンチャンに向かう。(1)
• 中国には、結果44日間いたことになるようだ。これは、人生での1カ国旅行期間として最長記録である。

(注記)
1. 最後まで陸路での越境がしたくって、ベトナム側・ラオス側、検討してたものの、ビザ最終日になんか1日2日トラブるのが怖くて、仕方なく、調べて最安値だったビエンチャン行きを決めた。

(下)以上


よくぞここに辿り着き、最後までお読み下さいました。 またどこかでお目にかかれますように。