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セオワニと節分と新しい彼女と。

冷たい雨が降っている。節分。
前日やっと終わったと思ったら、同じ量だけの仕事が机の片隅に積み上げられている。外来診療を終えて、その仕事をやっとのことで終える。
しまむら楽器で、なんと言うか『セオワニ』のマウスピースを試奏させてもらう。最初は吹き方がわからなかったけど、慣れてくると抜群な音がする。自分の持っているデュコフがキンキンに聞こえてくる。魔法のようだ。
断然欲しくなる。でも昨日yanagisawaのメタルの6番を手に入れたので、その娘とすっぽり濡れなければいけないのだよ。おじさんはね。
スーパーでは恵方巻に人が群がっている。魚屋さんのなんちゃらかんちゃらと言う太巻きを1本買い求める。
帰宅して楽器を置き、風呂に湯を張りはじめる。
人生がほどかれたネジの中でまわる。
村上春樹の『ネジマキドリクロニクル』を2章分だけ読む。そこでストップする。
この本はそういった読まれ方を望んでいるのだと思う。
夜は久々に1人でアルトサックスを持ってセッションに出かけるよ。メタルの彼女を連れてね。。

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