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Iceland Day 03. Wet Land

<English follows for the travel tips I found >


from Hellatún to Hvoll, Driving 220km(3 h 10 min)

★ セリャランズフォス(Seljalandsfoss)

滝のような雨、というけれど。午前中はまさに滝のような雨に暴風雨のような滝を重ねた修行のような滝巡りだった。

アイスランド語の名が覚えられないが、裏を歩けるので有名な滝はセリャランズフォス。晴れた日に滝を透かして見る夕日が美しいらしいけど、こんな雨の日にも観光客が絶えない。

高低差があって滝壺の風圧と水しぶきがすごいので、レインコート必須。

滝の右手の散歩道からみるのも綺麗。

レインコートを着ていても一発で下着までびしょ濡れになった子供は丸着替え。滝はもういいというのをなだめて、30分くらいドライブした先の、もう一つの名瀑へ。なぜって、そこに滝があるからな。

★スコガフォス(Skógafoss)

こちらは、行ったことのある友達から「突入すると楽しいけど水圧すごいから…」とおすすめされて、水中メガネを持参していたんだけど…、いや、待って…、見せてもらった動画とだいぶ違う!

滝の下が氾濫して、海岸みたいにジャバジャバ。これ以上近づく猛者はいない。突入したら死ぬ。

天気が良ければこの滝を見ながらピクニックするつもりでランチを用意していたけどそれどころじゃなく、車の中でレインコートを乾かしつつ、羊ソーセージのホットドックを食べた。

★レイニスフィヤラ海岸(Reynisfjara)

それからむかったのが、レイニスフィヤラ海岸。通称「ブラック・サンド・ビーチ」として有名。サウス・コーストの海岸はどこもたいてい黒砂だけど、ここは珍しい柱状の岩もあって、特に有名。

駐車場には危険度を示すシグナルがあった。実はこのビーチ、アイスランドで一番危険だと言われているらしい。

なぜって、観光客が、不規則に寄せる大きな波に襲われ、氷のように冷たい海に引きずり込まれて死ぬ事故が毎年のように起きているから。

南極からこの海岸までの間に、遮る島とかがひとつもないので、地球半周の旅をしてきた波が、予測不可能な殺人ウェーブになるんだって。アイスランドって、話に聞くこと、目に映るもの、手に触れるもの、なんでも地球規模。

墨のように黒い砂に寄せる、灰色の波。その危険を子どもたちに言い含めつつ、火山性の黒い砂礫を踏んで行くと、ハットグリムス教会のデザインにも通じるフォトジェニックな岩のところでみんな記念撮影をしていた。こういう現代アート見たことあるよ。

見事な奇岩や洞窟の宝庫。確かに、これはつい海に背を向け、ぽかんと口を開けて眺めてしまう。

パフィンの落とし物

あーちゃんが、海岸で透き通った小魚をみつけた。

頭上には無数の海鳥が飛び交う。すごい数。断崖の巣に運ぶ途中で、子育て中の親鳥が落としたのか。

目を凝らすと、かもめに混じって奇妙な飛び方をする鳥がいた。もしやと思って双眼鏡を覗くと、オレンジのくちばしと白黒のペンギンのようなボディが…パフィンだ!

野生のパフィンについに会えた。崖の上にいっぱいいた!!

イギリスでは、パフィンは日本のペンギン的な人気者だ(と、思う)。この鳥は一年のほとんどを遠洋で過ごすタフなやつなのだが、4月から8月の子育て期間だけ断崖絶壁に住み、小魚をいっぱいくわえた愛嬌のある姿が見られる。さっきあーちゃんが拾った小魚もパフィンの落とし物かもしれない。

最初は変な顔の鳥だと思っていたけど、去年スコットランドで見損ねた(コロニーの近くに行ったんだけど、8月末はすでに遠洋に旅立ってしまっていた)ことをきっかけに、私もなんだかんだですっかりこの鳥でテンションが上がる英国人のようになってしまった。

そんなふうに、のんびり海岸を堪能していたらおやつの時間になったので、駐車場横のカフェでコーヒータイムにした。ケーキひと切れ、2,500 isk、素朴ながら美味しかったのが救い。

アイスランドはそもそも夏でも薄曇りと小雨が基本らしいが、私たちのいた10日間のなかではこの日が一番天気が悪かった。ブラックサンドビーチは湾の反対の崖からの眺めも絶景らしいが、白い霧に包まれていたので素通りした。30分ほど西にドライブした先のヨーダ洞窟も気になっていたけど、それもスキップ。

ここまでのところ、時間をかけて用意した 「行ってみたいところリスト」の1/3はとばしながら旅が進行している。ただ、それは天気のせいというより、一つ一つの場所がほんとに興味深いので、好きなだけのんびりしていたら結果として時間が足りなくなるのである。

宿の窓からもバードウォッチング

この日は湿地の中にぽつんとあるホステルに泊まった。割り当てられた部屋のベッドからは駐車場越しに、珍しい水鳥が何種類も観察できた。

と、しぎと、あとなんか田舎臭い顔のかもが子育てしていた。双眼鏡、大活躍。アイスランドは鳥の楽園なのだ。

たのしいホステル

実はプランの際に、わたしは極力プライバシー重視のアパートを優先的に探した。でも、首都レイキャビクと第二の都市のアークレイリ以外はそもそも選択肢が少なく、移動距離を考えながら行きたいところを繋ぐと半分くらいはトイレ・シャワー・キッチン共用のホステルにならざるを得なかった。

この日我が家は初めてのホステルだったが、
思った以上に共用部が広くて清潔で、鍋や食器もたくさんあったし洗濯もできたので、ちっとも窮屈ではなかった。それどころか、他の家族のごはんを横目で見るのは面白かった。

シリアルとヨーグルトとバナナだけ、鍋いっぱいの茹でたマカロニチーズだけというグループもいれば、チキンをたたいてパン粉をつけてオーブンで焼き、野菜を切って煮込みスープを作るような本格料理のグループもいた。我が家のごはんは、インスタント・ラーメンに、ゆで卵と生ハムと野菜サラダ。

袖擦り合う縁で小さな会話も生まれ、みんないろんな国からきていることがわかった。じっくり時間をかけて楽しんでいる老夫婦、小さな赤ちゃんも連れている家族、礼儀正しい若者のグループ。みんな、自然好きで気持ちのいい人たちだった。

Tips from Day.03

Rain and Walterfalls

In Japan, we say "heavy rain like a walterfalls". This morning we visited two famous walterfalls under heavy rain like walterfalls. It was like "Takigyo", Japanese monk's training. 

Encounter with Mr. Puffin

Reynisfjara, a.k.a. "Black Sand Beach" is popular for the stunning view yet notorious as the most dangerous beach in Iceland. Tides from Antarctica are long and irregular. If you don't want to drown to death, you must keep away from the shore.

We met Puffins there. Puffins in the UK are as beloved as Penguins in Japan. My first impression of the weird-looking bird was not so good. However, after missing out on seeing them in Scotland last year, I became like a British who easily gets excited to see them. 

These mysterious birds spend most of their lives out at sea, but live on the cliff during their breeding season from April to August. Sometimes it carry beakfull of fish. The small fish which my girl found on the beach should have been the one dropped by a Puffin.

After the walk on the coast, we had a coffee break at the cafe next to the parking. Their cake cost 2,500 ISK for a slice. It was simple but delicious, which was a relief.

The beach is supposed to offer another great view from the cliffs on the opposite side of the bay, but we skiped it. Not just because of the thick fog, but we rather took enough time enjoying each place, than rushing to a place and another.

Hostel is fun

Our accomodation of the day was a hostel on the day. It located in the middle of nowhere, surrounded by wetlands with shared toilets, showers, and kitchens. Tell you the truth, I initially looked for apartments with maximum privacies. However, my plan ended up with simple hostels for the half, because there are limited options in the Ring Road.

To my surprise, I found that hostels are not at all cramped. I could watch prenty of waterbirds from my room. Common areas were spacious and clean. In addition, sharing kitchens with others was fun. Actyally, it was quite interesting for me to watch diverse of meals of other travellers.

One group was shariy a simple pot of boiled macaroni and cheese. Other was elaboratively cooking chicken breaded and baked in the oven and vegetable stews. My family had instant curry and boiled eggs; Yes, we were the Team Simple.

Moreover, we could enjoy small chats with the other guests from different countries. There were elderly couples, families with small children, and groups of youths. All were Nature lovers comrades.


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