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タイタイゴーゴー

ヨーヨーには、半年違いの生まれの従兄弟がいます。先週末は岡山の実家で過ごしましたが、天気が悪いのでお出かけはせず、もっぱら家の中でこのエーちゃん(もうすぐ2歳)と一緒に遊ばせました。

この時期の6ヶ月は大きな差なはずなのですが、両親双方のおじいちゃんおばあちゃんが近く、大勢の家族に囲まれているエーちゃんは言葉が早くて(ヨーヨーが遅いというのもあり)、二人のおしゃべりはちょうど同じレベルでした。エーちゃんは絵を描くのも上手。妹が、絵の具をつけた筆を持たせるので「そ、そんな大胆な!」と思ったのですが、器用にお絵かきして惨劇は起こらず。それに、携帯電話や扇風機などのメカをじっくり調べてスイッチを使いこなします。将来はエンジニア?

同じ小さな男の子でも、ひたすら転がる丸いもの(車輪とか、車輪のついた乗り物とか、ボールとかね)に夢中なヨーヨーとはだいぶ様子が違います。

そして、写真はフレンドリーに「アソボ、アソボ」と寄ってくるエーちゃんに対して、「タイタイゴーゴー!タイタイゴーゴー!!」と泣きべそかきながら滑り台にしがみつくヨーヨー。いや、横で見てると、君の方こそ「こうたいごうたい」の精神を学んだほうがいいって感じなんだけどなあ...。

通して振り返ると、小さいはずのエーちゃんのほうが随分落ち着いて大人っぽかった印象なのですが、ヨーヨーは、出会い頭のエーちゃんが、たまたま寝起きでお母さんにしがみついて大泣きしていたことがよほど印象に残ったようで、以降、絵本で泣いている赤ちゃんが出てくると、知たり顔をして「エーチャン!」と言います。

ヨーヨーの目からは、エーちゃんのほうが、ちゃんと小さく見えていたみたい。おかしいね。


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