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Return To Innocence

最近のヨーヨーの質問がレベルアップしてて、

Q1. なぜ「日本語」は「Japan Language」じゃだめなの?「Japanese Language」っていったら、「日本の語」にならないの?

Q2.  氷の方が水より冷たいのに、火を消すのにつかえないのなぜ?

Q3. タコの漢字は魚偏じゃなくて虫偏なのはなぜ?

とか・・・ちょっと頭で整理しないと正しく答えられないようなことを聞いてくる。

親がわからぬことを聞いてくる日も近いかも。

そして、ロンドンに行って数年も経てばバイリンガルになって、「母ちゃんは英語下手だからな」とかって言われるに違いない。

多分このまま追い抜かれないのは、もう、手先の器用さしかない。

わたし、幼稚園の時「他のことは人並みにできないが、画材をもたせたら特別な子」だったのだ。

腕を磨き続けたわけではないので今は人様に威張れるようなものではないが、フリーハンドで絵を描くのはしろうとにしては上手な部類だ。紙粘土でつくるこういうのとかね(着色はヨーヨー)

そのステートに回帰しつつある。

A1. そもそも文法(ことばの構造)が日本語と英語では違うのですが、まあ、日本語はもともと「日本の言語」を縮めていったものだからと考えたらしっくりくるかしら。
A2. 水をかけたら火が消えるのは、温度が低いからではなく、燃焼という化学反応が起きる成分(酸素)を断つからです。フッと息を吹いて火が消えるのも、温度を低くしているからではなく、酸素を吹っ飛ばしているからなんだよ。
A3. 漢字が作られた昔の日本人は、ちいさくうごめくものを総じて「むし」と呼んでいたのだ。むし=昆虫というのは、西洋科学の伝来とともにもたらされた概念だからね。だから、カエル(蛙)やヘビ(蛇)やトカゲ(蜥蜴)も虫偏でしょ。

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