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画像はアンモナイトの化石、「自分を深く見つめ直し、明るい未来へ進む」意味があるそうです。
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2021年9月の記事一覧

「さん」付けブームについて思うこと

Bar Bossa の林さんが、創作の中でも会社員が互いに「くん」付けだったり呼び捨てだったりするのは昭和のしるしになっていくのだろうか、という趣旨のコラムを書かれていました。たしかに男も女も「さん」付けって風があちこちで吹いているようです。令和のポリコレトレンド? これを機に、外資系に勤めたことしかない私の、ちょっと特殊?な体験とゆるい考察を棚卸します。 2000年に新卒で入ったアップル日本法人では、最初に人事から「役職は関係なく、みんな“さん”付けで呼び合う文化です」

仕切りと集中

最近は研修でも会議でも、VCが増えるに伴い「録画していいですか」と訊かれることも増えたように思います。 私はそれになんとなく違和感がありつつ明確に言語化できていなかったのですが、最近その理由がはっきりわかったので、今後はおそれながら、ノーと言える日本人になっていこうと思っております。(※アーカイブが要件に含まれている研修案件や取材は別です) 何か意思決定をするような会議は、後から見返す前提で録画するより、参加者がとりこぼしや誤解のないようにその場でしっかり会話に集中して、

ハイエラルキー

そのピラミッド型の檻は、この世の中に確かにあります。 いろんな色や形で、そこらじゅうにあります。 でも、自分がその中に入りこんでしまった状態というのは、まったくハッピーではありません。 ポイントは「その下の方にいる」という認識だけでなく「その上の方にいる」という認識も、その人にいい結果を招かないということです。 下の方は、もがいてももがいても逃れられないような広さがある檻でね、 上の方ほどとんがっていて、すりぬけにくい檻でね、 重い透明の液体の中で音もなく結晶する