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現役プランナーの方も、プランナー志望の方にも、仕様書は書けば書くほど早くできるようになります。

その時、
人によってはテキストだけの場合、
エクセルやPPT、スプレッドシートや
スライドシェアで書く人もいます。

形式においてはその人がやりやすい形で作ればいいですが、伝える人、届ける場所(企業)によっては、フォーマットや指定がある場合もありますので、注意が必要です。

とはいえ、今回は練習という観点に焦点を絞りますので気にしないでおきましょう。

●仕様書とは

仕様書って定義が曖昧ですから、まずは定義を明確にする必要があります。その上で、必要な要件を書き込んでいきます。

✅仕様の種類
1 機能仕様
2 デザイン(UI/演出)仕様
3 データ設計仕様
4 世界設定仕様
5 キャンペーン仕様

仕様書=ある特定の機能なりイベントをユーザーが体験レベルのものにまとめれたものと捉えていただければいいのかなと思います。ものによっては上記の要素が複合的にまとめられていたりするものもあります。

1つ明確にすべきポイントは、
・目的
・ゴール
・作業項目など。

場合によっては専門家でしかドキュメント化できないところがありますが、そういう点はしっかりと確認した上で追記していきます。


●ゲームプランナーは仕様書ができる人

ゲームプランナーは仕様書が書けることが必須(ほぼ)であり、この仕様を0から新規で作れるタイプか、はたまた既存機能の改修なり調整する部分が得意なのか?、仕様を書かないタイプなのか? で役割と特性が異なります。

たまに仕様書が書けない人もいますが、そういう人はプランナーには向いていないかもしれません。そして気をつけないといけない点もあり、仕様書は企画書ではないということです。

✅気をつけること
・仕様書は企画書ではない

●仕様書の注意事項

プロジェクトによってまたバラバラですので十把一絡げにこれ!とはいえませんが、ある程度のルールはあります。

たとえば表紙の目次、更新日、誰がどこを更新したのかというログは必須です。

●練習題材

プロの方は現場でほぼ毎日のように仕様書に触れていますから問題はないと思いますが、じゃぁこれから目指そうとしている方はどうすればいいのか?

それは、好きなゲームの一部分だけを抜き出してみて、ドキュメント化してみましょうということです。

作りやすいイメージとしては、すでに遊んでいるソーシャルゲームのイベント設計などを仕様書にしてみるということです。

1.目的とゴールを書く
イベントをやる目的とゴールを自分なりに考えて書き出してみます。

2.フローを書く
・何をどうしたらどうなるというボタンと画面の関係性を書きます。イベントの誘導口はどこからするのか、参加ボタンを押したらどうなるのか?
・イベント進行の関係性などを書きます。いわゆるチャート図みたいなものですね。
・イベント参加する際に何かを消費するか?
・バトルは何回?どういう形式?
・クリアした報酬は?与え方は?

とかとか。

3.開発要件を書く(デザインあれば)
・新機能の開発が必要であれば書く
 クライアントとサーバーの連携性、開発要件が必要であればそこにも書く。おそらく仕様書を書いたことがなかったり、クライアントやサーバー、DB構造を把握していないとわからないと思いますがその時は一旦スルー。そこは知らないと書けないので。

4.誰かにフィードバックをもらう
そして書いた仕様書の素案は誰かにみてもらってフィードバックをもらいましょう。それをしないとそれがどうなのかがわからないので、できればプロの方にみてもらってから、修正、調整などを繰り返していくことをオススメします。

とりあえずこんな感じをざっくり書いてみる感じです。

【執筆者:うきょう】
自立を目指す方へのビジネス全般をサポート。
経営者・事業者向けに売上コミットをサポートする社外プロデューサー&ディレクター|PlayLife代表|売上向上講座を毎週開催|ゲームプロデューサー21年。日中台韓で50作品以上リリース、Han Game売上No1実績|Softbank〜LINE出身|代表作:チョコットランド、アトリエオンライン
PR&マーケティング実績:2019年、2020年 クライアントの教育サービスにて e-larning Award 2年連続受賞
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