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努力しても報われない時にやる行動&考え方ハック(好きなことを続けるために)

ゲーム開発業務に関わらず、日々の努力が報われないなと嘆く人にお届けしたいメンタル術について記述する。

まずは結論。
頑張っているのに報われないと思う方にとって大事なことは、大きく3つ。

A・心の健全性を保てるような情報と感情コントロールを行うこと。
B・行動のフォーカスを他人ではなく自分の行動に行うこと。
C・うまくいかない時はやりかた、考え方、環境を変えてみること

人生も、ゲーム開発においても、努力する開発期間の方が長く、評価される時は一瞬だったりもする。

さらには結果がうまくいく(自分が想像する以上に)ことのほうが確率的には低いので、リリースした後も日々改善の繰り返しだったりもする。

なので結果だけに一喜一憂するのではなく、結果が出なくても楽しいと思えることや過程自体が楽しいと思えないと不幸せな経験の方が多くなってしまうということだ。

嘆くことは簡単ではあるが、現実問題苦労の連続である事の方が多い。そこで、「大変だな〜」と思える毎日を少しでも楽しく過ごせるような考え方を定期的にお伝えしていこうと思う。

何か頑張っている人や、虚無感を感じている方にはなおさら必要なことだと思う。

大事なことはこの辺り

A|心の健全性を保てるよう、情報と感情コントロールを行う

実はこれが一番大事なことである。

心を壊すと体を壊す以上に長引くだけでなく、パフォーマンスが落ちてしまう。

言うなればスマホの画面にヒビが入った状態になり、メモリは向上的に何かわからない消費電力にパフォーマンスを奪われてしまうことになってしまう。

そうならないためにはどうすればいいのか?

疲れたなと思った時や、やる気がでないなと思った時は、罪悪感をもたずにしっかりと休むことである。

明日死ぬかもしれないと思って、伝えなきゃいけないことはしっかりと伝え、しっかりと休み、しっかりと遊ぶことが結果的に長期的に走り続けることができる。

人生もゲーム開発もマラソンのようなものだ。常に全力は生き急いでしまう。

A-1|他人と比較するな

「努力とは我慢してやっていること。好きなことを好きなだけ練習している人にとっては努力じゃないから、一生敵わない」なんて言葉があるが、実際その通りだと思う。

あとはある程度才能や向き、不向きがあるので、得意な分野と不得意な分野も存在する。

ゆえに自分が本当に好きなことなのであれば、とても優れた人と顕著に比較しすぎるのはあまりよろしくはない。

参考にするのはいいが、比較してここがダメだ、あれがダメだと思ってしまい、開発の原動力になるのならばいいが、それが負の感情をまとうだけのきっかけになるのならばそういう情報はあまり見ない方がいいだろう。

あとは意図しない状態でどうでもいい外部の人が、「お前のあれってあの人のあれよりもしょぼくね?」とか「あれっぽいね」と、丁寧に伝えてくる人がいるが、そういう人の意見は基本的に参考にしなくてもいいだろう。

良い作品を見る時は参考にするときであって、行動力と心の健全性を阻害するのであれば遮断しよう。

A-2|不都合な情報はカットしろ

怒り、嫉妬、ねたみ、そねみ、悲しみ。

いわゆる負の感情は時に行動の原動力になるので、すべてが悪いことではない。ただし、これらの感情を常に浴び続けてそれらの感情が常に新しく沸き続けるとしたらどうだろうか?

たちまちあなたの心の許容量はパンクしてしまい、平静を装うことも難しく、原動力として使うことすら難しくなる。

いわゆる負の感情のカロリーオーバー状態になってしまい、ご想像の通り、見るも無残な状態になることは想像しやすいでしょう。

負の感情は、常時さかなでたり、常にゆさぶりをかけてくるインターネットニュースやSNSは遮断することを強くオススメする。


B|行動のフォーカスを他人ではなく自分の行動に行うこと

B-1|他人の評価に期待するな

心の健康を維持するためにも他人の評価を気にしすぎないということである。そもそも他人からの評価というのは自分がコントロールできない領域なので、そこにフォーカスをしても意味があまりない。

フォーカスするべきところと、コントロールできる範囲は自分の行動と計画のみであって、他人の評価と結果まではコントロール外になってしまう。

そこに期待を寄せすぎてしまうとどうなるのか?というと的外れなことが起こると怒ったり、悲しくなったりしてしまう。

そうならないようにフォーカスすべきを変えようということである。


また、他人の評価をもらう時はこういう時も注意をするといい。

ゲームを評価してもらいたい時に、心許ない評価を下す人が100%一定数いる。下手をすればゲームとは関係なく、人格を否定する人までもいる。

これは批判耐性が弱いとガード不能であなたの思考とハートを貫通し、一生物のヒビが入ってしまう可能性があるので要注意だ。

エゴサーチするのも悪くはないが、健全なエゴサーチをしたり、第三者を挟んでフィルタリングしてもらい、翻訳してもらった状態で評価を受け取るなどの工夫をしよう。


B-2|第三者評価されやすい指標を作れ

第三者から評価されやすくする工夫と努力は自分の行動範疇で努力ができる。具体的には、第三者から評価される指標を作る工夫とは、こういうことをやったというデータや実績を小さくても公開していくことだ。

たとえばブログも100本書いていると、とりあえず数の面では10本書いているよりも多く書いているなと評価されやすい。ゲーム開発している方は、毎日の進捗状況なり、参考にしたこととか、工夫したこと、考え方を含めて、リリース状況を公開するだけでも実績とされやすい。

流石に毎日同じことのコピペみたいなものは評価としては弱いかもしれないが。


C|やりかた、考え方、環境を変えてみる

続いては行動の方法、考え方、環境を変えて取り組んでみること。

前者2つは取り組みのアプローチを変えることで、環境に関しては場所、人、使う道具などを変えてみるということだ。

行動方法と考え方を変えるのは難しく、意識して変えていかないとすぐに無意識で自分の行動パターンで行動してしまう。ゆえにここは言語化して日記をつけたり、あらかじめ行動計画を作ってやってみることをお勧めする。

その後に振り返りを行い、ダメだと思うところをモグラ叩き形式で直していくイメージだ。


さいごに

頑張っているのに報われないと思う方にとって大事なことは、大きく3つ。

・心の健全性を保てるような情報と感情コントロールを行うこと。

・行動のフォーカスを他人ではなく自分の行動に行うこと。

・うまくいかない時はやりかた、考え方、環境を変えてみること

どれも大事なことなので、ぜひ小さなところから取り組める部分を試してみてほしい。


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