子育て基本原則(超シンプル)

教育は色々な本が出ていますが、教育ってそもそも何なのか?         そんな事を考えながら教育の本質をできるだけ短く、簡単に書きました。

教育で重要なこと。

教育のゴールというのは、子どもが自立する事だと思います。そして、突き詰めて言ってしまえば、子どもが大人になったときに幸せを感じる(受け取る)事ができ、自分自身に対して責任を持ち「私は私で良いんだ!」と思えればOKだと思います。

そしたら東大に行かなくても、オリンピックに行かなくても、一番にならなくても大丈夫です。幸せはそういう事以外にたくさんあって、そこら辺に落ちているものですから。


具体的にする事

・愛情をたっぷりと                            愛情をたっぷりというのは、自分は自分で良いと思える一番の方法です。ぜひ、喜んで行う自己犠牲をたくさん子どもにしてあげましょう。何でも良いです。

・子どもを信じ、観る事                          子どもに対して期待するのではなく、失敗までも見越して信頼するという事です。それは観る事です。期待という思いは、思いが強ければ強い程、重くなります。子どもはその重さに押し潰されます。それは子どもを押さえつけ、自立する事、子どもが自分自身を好きになるのを妨げになります。

・家、親が子どもにとっての安全基地になる                 子どもにとって一番重要な事です。家、親が何よりも子どもにとっての安全基地にしなければいけません。上の二つも重要ですが、一番重要なのはこちらです(一番目ありきの話ですが)。親を信じ安心できなければ、子どもが休まる事ができません。子どもにとって心の故郷はマストです。親の不貞などが起きた際には、親を信じられなくなりますし、女の子であれば、依存性が強く、DVする相手と付き合う確率が高くなります。男の子であればDVするような人になったり、逆の立場になる可能性も高くなります。ここがしっかり保てていれば、逆に親からの期待に押し潰されようと、心の故郷があれば、愛を受け取ることができ、自分の真ん中を見つけることができます。夫婦仲が良いことはどんな教育よりも大切な事です。そして、一人親家庭でも自分自身が子どもにとっての基地であればそれで十分です。


植物を育てるのと一緒

子どもは勝手に育ちます。植物に例えれば、親は安全な土壌で、子どもは苗です。しっかりとした土壌であれば、その栄養や水分を吸い取り、苗は勝手に育ちます。悪い土壌であれば、枯れてしまいます。運が良ければ厳しい環境が上手く作用し、非常に逞しく育つ場合もありますが、それでさえも、常に苗を観ていなければいけません。結局の所、教育の本質というのは、相手(子ども)ではなく自分自身を成長させ、変えていく(良い土壌になる)事です




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