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さようなら、手数王

どうも、ウクモリ ヒロオです。

今週のどこかで書こうと思っていたのですが、私が大好きな「手数王」こと、菅沼孝三さんが末期がんとの闘病の末、亡くなられました。62歳、まだまだ現役で活躍出来る若さでこの世を去られたこと、心からご冥福をお祈りしています。
*画像はドラムマガジンさんより引用させていただきました。

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私が菅沼さんを知ったのは、LOUDNESSを脱退した二井原実さんが結成したDED CHAPLINのファーストアルバムでした。1曲目の「死ぬまでROCK'N ROLL」を聴き、超絶なドラム音に度肝を抜かれました。以来、菅沼さんは日本で一番凄いドラマーだと思い続けています。

彼らが解散したのち、様々な活動をしていたので、観に行きたいと思いながらも実現せずという状況が続きました。が、2018年にDED CHAPLINが突如再結成して下北沢でライブを行った時、初めて間近で「手数王の洗礼」を受けることが出来ました。ドラムソロでドローンを飛ばしたりと、驚くような演出にもビックリしましたが、やはりドラムの超絶さにやられっぱなしになったのを覚えています。茶々丸さんの生誕祭での再結成だったため、観客のほとんどは別バンド目当てだったように思いますが、演奏が佳境に達した頃には皆が魅せられていた素晴らしいライブでした。私個人的には「ROCK THE NATION」を聴けたことが、この日のハイライトになりました。

その後、愛弟子の川口千里さんのライブに行ったりしていたので、いずれは2人が出演するライブに・・・と考えていましたが、残念ながらその夢は叶わぬものとなりました。

実は来月、菅沼さんを激励するためのDED CHAPLINのライブが、新横浜NEW SIDE BEACHで開催されることになっています。菅沼さん以外の第一次オリジナルメンバーと、LOUDNESSでサポートドラマーとして活躍されている西田さんが出演すると聞き、速攻でチケットを申し込みました。激励するライブではなく、お別れのライブになってしまいましたが、ありがたいことに昨日当選通知が届いたので、しっかりと追悼してきたいと思っています。

私はYahooのトップニュースで訃報を知りましたが、Twitterなどを見ると多くのアーティストがその悲しい知らせに対してコメントを寄せていて、本当に愛されていたんだなと感じました。今年の9月、体がもつギリギリまでステージに立ち続けていたようです。最後のステージは動画で配信されているようなので、観てみたいと思っています。

菅沼さんは、ジャンルを問わず様々な音楽に対して興味を持ち、様々な挑戦をしていました。また、尋常でないほどのライブをこなしながら、後輩育成など身を粉にして尽力されてきました。今回、このnoteを書くために改めてWikipediaを検索してみましたが、シシド・カフカさんなども菅沼さんの道場出身だと知り驚きました。

こんなことを感じつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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