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主人公はだれだ

もう夏休みも終わりですね。
私が関わる、外国ルーツの子どもの日本語支援も
先日 再開しました。


さて 我が娘たちが小学生のころ
夏休みの読書感想文の宿題は
休み中は本を読むだけでした。そして
休み明けの授業中に、作文を書くのです✏️
おそらく親が手を貸すことを防ぐためなんでしょうね😅世の中には代筆する親御さんはもちろん、業者さんまでいると聞いたことがありますから…


学校で作文を書く時に助けになるようにと
親バカな私は、「読みながら気になるところに付箋を貼っとくんだよ~」などとアドバイスしたのを思い出します。それが良かったかどうかは分かりませんが💧


それはそれとして
外国ルーツの子どもに読書感想文を教えるのは
かなり大変なことです。
そもそも読書感想文とはなんぞや?というところからスタートしなければなりません。
「読書感想文 文化」とでも言いましょうか…


かく言う私も、子どもの頃 はっきりとした定義や書き方を習ったわけではありませんので
いい加減なもんです💧
なんとなーくのイメージを伝えて
助けになるような「型」を教えたり
半ば誘導したりなどして四苦八苦して教えていました。

なんでこんなに しんどいんだろう?
と長年モヤモヤしていたところ
先日、北村江奈先生のインスタを見て
目からウロコが落ちました💦

江奈先生いわく
日本の読書感想文はエッセイである、
つまり 本ではなく私が主役
一方、ブックレビューは本が主役なのだと。


読書感想文だなんて  ネーミングに惑わされ
本について書くものだと思い込んでいましたが
要するに本は単なるきっかけで
普段から自分が感じていることを
本の内容をダシにして書けばいいということなんですね。


さらに江奈先生の投稿で面白かったのは…
江奈先生の教え子の中に
小学校から高校まで、毎年「ウサギとカメ」を読んで、毎年違う内容の感想文を書いた猛者がいたそうな🤣
そこに自分の体験や感想が書かれていれば、違う読書感想文として成り立つわけですね。
ウサギとカメ全集、読んでみたくなりました!


今後また、日本人・外国人問わず  読書感想文を教える時に、悩まなくて済みそうです🍀
江奈先生、ありがとうございます!


私の尊敬する北村江奈先生のnoteはこちらです


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