26年目のひきこもり
引きこもり生活、先日の誕生日を境にもしかしたら26年目に突入したかもしれません。これほど長い間ひきこもった理由を自分で考えてみると、
1つにはなんといっても、親からの仕送りがあったと言うことです。感謝しなければならないことです。甘やかしが引きこもりを長引かせたとも言えますが…
引きこもりの直接のきっかけが白血病で、それから15年後ぐらいに成人スティル病でまた入院することになった私としては、体の弱さはずっと引きずることになっていたので
就職・結婚できないとすればこのように仕送りしてもらった事はとても助かることでした。
もっとも仕送りにはもう一つ影の理由があるとなんとなく思っています。両親は私が鬱状態で苦しんだり悲しんでいたりするの、目の当たりにしたくないのかなと思います。
引っ越しと引越しの合間に実家で暮らしたこともありますが、とてもじゃないけどお互いに心地良い生活とは言えませんでした。悪い人たちではないけれど、息詰まってしまうというか
ついついほっとかれてると恨み言いたくなりますが、親と同居している、そして親御さんと折り合いの悪い引きこもりの人の苦労を聞いていると、一人暮らしができて贅沢を言っていると思います。私は。
もう一つの引きこもりが長引いた理由は、これはプラスの事かもしれません。自分で自分のことを嫌いにならなかったから、いわゆる自尊心があったから。
特に美人だとか頭がいいと言うわけではありませんが、私は自分で自分のことが嫌いではないです。1人で家の中で本を読んだり、ゲームをしたり、音楽を聴いたり、そして何よりそれについて考えたりしているのが好きでした。
こういう風にノートに、あるいはブログに書くこともありますし、Twitterで短文として書くこともあります。ちょっとした文章書くのがとても好きです。
そういうことをしているうちに26年が過ぎたんだからろくでもない人生と言えなくもないけど、親の大きな助け込みとはいえ、ずうずうしいことを言えば味わいもある人生だったと言えなくもないです。
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