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CFD投資 振り返りコロナショック相場

2021年も残りあと残り2ヶ月。
あらためて昨年のコロナショック相場から現在までのCFDのチャートを振り返ってみましょう。

GMOクリック証券のCFDのチャートで主要なCFDの
2019年12月末~2021月10月末までの動きを振り返ってみましょう。

①米国S500

②WTI原油

③米国VI

④日本225

シミュレーション

今回の取り上げる4つのCFDのコストは、スプレッドの差と価格調整額が発生します(金利調整額と権利調整額は発生しません)

想定のトレードは以下の3パターンで検証してみましょう。

<トレードパターン>
パターンA
 「コロナショック前」でロングして「直近」で決済
パターンB
 「コロナショック前」でショートして「コロナショック底」で決済
 (※ 米国VIはショートではなくロング)
パターンC
 「コロナショック底」でロングして「直近」で決済
 (※ 米国VIは新規のショートが規制されているので対象外)

<結果>

パターンAは、「コロナショック前」から2021年10月末まで長期保有した場合です。
米国VIはとんでもない損失となります。価格調整額で170万円もコストが発生しています。長期保有には向いていない商品です。長期保有するなら株価指数CFDを選択しましょう。

次にパターンBです。
リスク発生時は、米国VIの投資が一番リターンを得ることがわかります。
リスクオフは株価指数CFDのショートよりも、米国VIのロングがおすすめです。

次にパターンCです。
コロナショックの底からのリスクオンは株価指数CFDよりWTI原油のロングが一番リターンが高いことがわかります。

今後のリスク発生時の参考としていただければ幸いです。

・各CFDは原資産100万円相当のトレードをした場合の金額です。
・スプレッドのコストは千円以下も0.1万として表示しています。またボラティリティが高いときはスプレッドは拡大します。
・価格調整額は実際の過去の値から100万円相当の枚数分に換算して表示しています。
・利益は価格調整額とスプレッドのコストを除いた金額です。


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