新規事業開発で培った力をいかに既存事業キャリアに活かすか

はじめまして。私は大企業で新規事業開発に従事しているukiyuと申します。
このアカウントでは、新規事業開発に挑んでいる方や、これから挑みたいと考えている方を対象に、新規事業に取り組む中で見えたリアルをお伝えしていきます。

今日お伝えしたいこと: 新規事業開発で培った力をいかに既存事業キャリアに活かすか
新規事業を延々に立ち上げ続けるシリアルアントレプレナーか、起業家にならない限り、
いつか既存事業に戻ることになります。

既存事業に戻るときに、いかに新規事業経験を活かせばよいのか、活かせる力をつけるためにどんな意識をするとよいのかを考えてみました。

結論は
・新規事業を立ち上げたからこそ、既存サービスに対するディスラプターの立場に「意志を持つ人はどんな人か」「実現するためにどこがハードルになりそうか」「スケールするために何が難しそうか」を考える
・全工程に関わったからこそ、「前後のフェーズを知っていることのメリット」を活かす
・全工程に関わったからこそ「どのフェーズで、どんな力が発揮されたのか」から強みを特定する
の3つかと思います。

ディスラプターの立場に「意志を持つ人はどんな人か」「実現するためにどこがハードルになりそうか」「スケールするために何が難しそうか」
例えば
運送業界
→ドローン運送業をやりたいと意志を持つ人が現れそう
→空に関する法律、目的入れて自動で飛ばして戻ってくる技術などハードルがありそう
→空に関する法改正の動き、ドローンの自動発着技術開発をウォッチしよう
※逆に、これらが成立しない限りは既存事業は守られそうではないか
みたいなイメージ

全工程に関わったからこそ、「前後のフェーズを知っていることのメリット」を活かす
例えば
ロボットを動かすプログラミング企画がいいのか、オンライン完結プログラミング企画いいのかを考える
→企画だけでみたら、どっちがいいかわからない(どっちもいい)
→前後の工程を考えると、ロボットは発送が必要だったり、場所が大切。オンラインはそれらを持たなくてのい
→つまり、発送基盤や場所を持っているのであればロボット、そこから立ち上げるならオンラインがよい
→では、競合はどうか?
と考えていくと、どんな動きをされ得るのかが読めてくるかもしれません。

・全工程に関わったからこそ「どのフェーズで、どんな力が発揮されたのか」から強みを特定する
これはキャリアでの強み発揮の方法です。
企画が得意なのか、具現化が得意なのか、グロースが得意なのか、どんなフェーズが得意で、そのときどんな力が発揮されたのかがハッキリします。既存事業に戻るときに、ここを明確にしておくと、キャリアで発揮していく強みが見えてきます。
(私は、「素直さ」で人を巻き込み、「論点整理」で仕事を前に進めることが得意です)

今回は以上です。
noteを書こうと思ったのは、新規事業に取り組む人は社内では孤独(同じ立場で仕事を経験した人は少ないため、なかなか本当に共感できる人に出会いにくい)なのではないかと思い、お互いに意見交換や支え合える場を作りたいと思ったためです。
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今後も、新規事業開発のリアルを発信して行こうと思いますので、よろしくお願いいたします。
ukiyu

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