ジレンマを自覚して乗り越える


仕事をしていると、なぜストレスがかかるのか?

・メンバーの主体性を重視しすぎると、集中すべき戦略へのリソースが分散する
・働き方改革を極端に進めると、パワー不足に陥る
・自社の利益率を高めると、パートナーの利益率が減る
・外部サービスを利用すると立ち上げスピードが高まるが、自由度は下がる
・パートナー連携するとフラットに進められるが、自社要望を通しにくくなる

数学の世界、知識の世界は、正解があるが、
仕事の世界には、正解がない。

つまり、「ジレンマ」を抱えることになる。
そうすると、次は「バランスを取ること」を考える。
しかし、ジレンマの存在に気づかないと、「自身の要望を主張する」状態になり、議論が成立しない。
その結果、要望が通らない側にも、自分勝手に主張される側にも「ストレス」がかかる。

では、どうするのか?
①ジレンマに自覚的になる(自身のスキル)
②共感を大切にする(自身→相手へのスタンス)
③実現したい未来を語る(自身→相手への行動)

が大切ではないか?と考える。

それぞれを詳しく見ていく。
ジレンマに自覚的になる(自身のスキル)
まず、ストレスがかかると感じる仕事には、ジレンマが存在すると考える。
ジレンマに自覚的になれると、バランスを取るべき論点が見えてくる。
ジレンマに自覚的になるためには、多角的に物事を考える必要があるが、スキルとも言えるので、学校で多く扱って欲しいと願っている。

(歴史で、それぞれの立場のジレンマを考える。
数学で、それぞれの立場でシミュレーションした時にバランスを考える。
国語で、二人の心情に隠れたジレンマを考える。
理科で、天動説と地動説の論争をどう科学で解決するか考える。
部活で、強くなるためにストイックに練習したい人と、楽しくやりたい人でどうチームを作るかを考える。
いろんな方法で、ジレンマを扱えるはず)

②共感を大切にする(自身→相手へのスタンス)
次に、相手に対しても、ジレンマに自覚的になってもらおうと求めることは、きっと自分にとっても相手にとってもストレスがかかる。
ジレンマに自覚的になれると、相手の主張の背景が掴めるので、共感することが大切。

③実現したい未来を語る(自身→相手への行動)
では、どのようにバランスを取るか。
どういう未来になれば良いのか?を語ることで、一緒に解決したい!ということを語ることが大切ではないか。
そうしないと、目の前の相反する利益の話になってしまい、どちらかが引き下がる形になりやすい。
ジレンマを乗り越えるには、「そもそも」どうなりたいのか?というところがポイントに思う。

最後に、ストレスを感じる仕事というものは、
・チャレンジをしている
・構造課題に向き合っている
という、価値が大きい仕事なのだと思います。

以上です。
本日は、仕事におけるストレスについて考えを書いてみました。
いいね!コメント、お待ちしております。

Ukiyu

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