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日本文化を多角的に学べるオンラインスクール「The Japonism Academy」を開始しました!

今、若い世代やビジネスパーソン、海外の方を中心に改めて注目を集めている日本文化。 かつての「花嫁修行」「礼儀作法」といった文脈とはまた違う、「今を生きる指針や自己啓発的なもの」「美意識が詰まった哲学的なもの」として、注目を集めています。

そんな日本文化を広く学べるスクール。

第一弾として、日本文化を海外の方へ伝える力を磨く「クロスカルチャーコミュニケーション講座」をスタート。 講師には、イギリス・オックスフォードで文化翻訳の専門家として長年活躍されるAkiko YBさんをお迎え。

例えば、 「わびさび」をどう海外の方に伝えるか?

学生時代に行ったアメリカ留学中、僕は「わびさび」「おもてなし」など日本固有の文化や美意識を他国の方々に伝える難しさに直面しました。
英語力の壁ももちろんありつつ、それ以上に、そもそもわびさびやおもてなしという言葉を自分が深く理解していなかったり、異文化の方へどのように説明すればいいか分かりませんでした。

もしかしたらみなさんの中にも同じような経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか?

日本ならではの繊細なニュアンスを伝えるには、自分自身のしっかりとした理解と、相手の視点に立った伝え方が必要なんだと痛感しました。


今回の講座は、2ヶ月間のオンラインプログラム。

座学と少人数でのアウトプットを通じて、文化の理解を深め、異文化間のコミュニケーションを円滑にすることを目指します。 4月にモニター募集した際には、観光ガイドの方や伝統文化の体験施設で働く方、海外展開を進めるビジネスパーソン、海外好きの学生など幅広い受講者が集まり、かなり高い評価をいただきました。

10月から本格的に第2期がスタート。次もどんな方が集まるコミュニティになるのかとても楽しみです! (説明会の募集は9月1日から)


そもそも、The Japonism Academyとは

日本の伝統文化の継承・発展に少しでも繋げたいと思って設立した、日本文化を学べるスクールです。
伝統文化を学ぼうと思うと、師匠に弟子入りし入門する必要があります。また、一度入門すると基本的にはその先生、その流派のもとで学び続けます。 だからこそ守られてきた価値や伝統がありますし、流派家元としてこの慣習・伝統は今もこれからも大切にします。

ただ一方で、未経験者の「学んでみたい!」という最初の一歩を重くさせているのも事実。これが「敷居が高い」と言われる要素の一つになっていると思っています。

そして今のままでは、近い将来、日本の伝統文化がより縮小していくことは目に見えていることで。現に、後継者がいなくて閉じる流派や職人、茶華道具専門店などの話をちょこちょこ耳にします。

なので、せっかく魅力がたくさん詰まっている日本の伝統文化を後世にも繋げよう、今を生きる方にも触れてもらおうと思うと、今までとは違うアプローチが必要になると思っています。

かといって無闇に敷居を下げるのは違うので、敷居の跨ぎ方を伝えたり、敷居の向こう側の魅力をより身近に知ってもらうこと、具体的には、現代に即した観点で日本文化を学んでもらえる環境を作ることが必要だと思っています。

その一つがこのThe Japonism Academy。
2025年1月からは、日本文化から学ぶ「美意識的思考を磨くプログラム」「茶の湯から学ぶ、余白思考講座」もスタート予定です。
国内外問わず、日本文化を伝える仕事をしている方、したい方、日本文化のエッセンスを自分の仕事や生活に生かしたい方、また何よりも日本文化を学びたいけど一歩を踏み出せていない方の役に立てると、嬉しいです。

ぜひぜひ応援よろしくお願いします!

Instagram

https://www.instagram.com/the_japonism_academy?igsh=ejIxdnF0dGNmbw%253D%253D&utm_source=qr


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