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補助金なんてあてにしている経営者はダメだ!

「補助金なんてあてにしている経営者はダメだ!」

これは、私が5年以上前に財務コンサルタントとして働いていたとき、ある中小企業経営者から言われた言葉です。その方は国の資金に依存するのは経営者として適切ではないと考えていました。

しかし、私はそうは考えていませんでした。

というのも、補助金は国が企業の成長や投資を支援するために設けた制度です。このような支援があるなら、ぜひ活用するべきだと私は思っています。

国のメジャーな補助金制度では、投資に対して1/2から2/3の補助が受けられることが多く、実質的なキャッシュアウトが大幅に軽減されます。これにより、企業の現預金比率が向上するのです。

実際のところ、誰もが知る有名企業や優良企業ほど、こうした制度をしっかりと利用しています。

規模の大きな企業にとって数十万円の費用は大きな金額ではないかもしれませんが、それでも優良企業はこのような金額も大切にしています。

このような姿勢が、企業の内部留保を厚くし、対外的な信頼を高める結果につながるのです。

後から知ったことですが、冒頭の事を言っていた経営者も実は補助金の申請をしていたそうです。ただ、残念ながら結果は不採択だったそうです・・・

補助金などの公的資金を上手に活用し、キャッシュリッチな企業を目指していきましょう。

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