小さく生きる
生きていると、この社会に存在する問題があまりに大きく、複雑で、ときに絶望してしまいそうになります。
そんなとき、私が意識していることは、「小さく生きる」という視点に立ち戻ることです。
小さく生きる
小さく生きるというのは、最も身近にいる人・日常の小さなことにこそ、心を込めるという生き方です。
私が叶えたい平和の世界は、一人ひとりが、目の前の人に手を差し伸べるて、手を差し伸べられたその人も、別の誰かに手を差し伸べて…。そうやってみんなの手が繋がりあって、自然発生的に調和が生まれていく社会です。
日々感謝して生きることは、誰だって、いますぐにできることです。
小さいけれど、大きい
インド・カルカッタにあるマザー・テレサの孤児院で働いたとき、小さな力こそ、とてつもなく大きくて、力強いのだということを知りました。
マザー・テレサは、目の前に佇む苦しみの中にいる人、ひとりひとりに向き合い続けてきた人でした。その小さな活動の連続が、彼女にノーベル平和賞をもたらしました。「小さく生きる」ことが、いかに偉大なことかを教えてくれます。
彼女は、史上最も「平和のために、私たちができることはなんですか?」と質問された人物の一人です。彼女は決まってこう答えました。
問題の大きさに途方に暮れる度、励まされる言葉です。
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