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感想『黄泉平良坂骨組堂』(黄鱗きいろ)

ラストで突如執着系ブロマンスに呑まれました。後、表紙にいるのは全員男です。センターは男の娘です。

あの世とこの世の境である根の国。
いるのは未練たる記憶に逃げられた人々。
記憶が逃げる原因が、思い出したら辛くなるからっていうの、エモくないですか?
しかし未練の記憶たる骨獣を取り戻さねば、あの世に逝けず化け物と成り果てる……。
性癖すぎる残酷さですよ……。自身の辛すぎる記憶で傷つかなきゃ、人間で(正確には死んだ人間ですが)いられないんだぜ……
タフでなければ生きていけないって、最高シチュだと思います。

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