見出し画像

孟子の憧れの人

 今回のネタは何にしようかと、本棚を見た時、真っ先に目についたのが『孟子』だったので、孟子の話😁。

 孟軻(孟子)は、だいたい紀元前370年頃の生まれとされている。
 だから、彼の時代には孔子はすでに聖人扱いみたいになっていて、孟子も大リスペクトしていたようだ😁。

 ところで、『孟子』にこんな一節がある。

そんなつもりでは💦💦

 孟子が言った。「人の病は、人の師になりたがるところにある」。
 しかし、『論語』述而篇には、「先生は言われた。『黙ってしっかり記憶し、嫌気を起こさず学問に励み、飽くことなく人に教える。こんなことは私にとって苦にならない。』」
 孔子は、人に教えるのが好きだったようだ。

 もっとも、孟子も別に孔子をディスった訳では無い。むしろ、孔子が目の前に現れたら、リスペクトのあまり、舞い上がってしまいそうだ😁。

必死に弁解😁

 孟子が言われた。「徳の高い君子でも、普通の人間でも、その流風余沢はおよそ五代、百五十年もたてば消えてしまうものだ。ところで私は不幸にも生まれるのが遅くて、孔子の直接のお弟子にはなれなかったが、幸いにもその余沢を伝えた人から学んで、ひそかに自分の身を修めて善くすることができたのは、うれしいことだ。」

 孟子は、孔子の孫の弟子に学んだといわれている。間接的だが、嬉しかったようだ😄。

            🐻


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?