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今日は「水の日」

 一年で一番水を使うこの一週間が「水の週間」で、節水を呼びかけているそうだ。その中で、今日は「水の日」なんだとか。
 そんな訳で、水に関する古典を。

『老子』第八章より

 最上の善は、水のよう。水は、万物に利益を与えるだけで、、争うようなことはせず、皆が忌み嫌うようなところ(低いところ、汚れたところ)にいる。だからこそ「道」(世界の正しいあり方)に近いのだ。

 そして、水に勝つことはできない、とも。

『老子』第七十八章より

 この世で水ほど柔弱なものはない。しかし、堅くて強いものがこれに戦いを挑んでも勝つことはできない。と、いう意味だそうだ。正にイラストの通り😁。

 老子は、経歴、生没年不詳の人。一応、『史記』の老子の伝には、姓は李、名は耳(じ)。とあるが、真偽のほどは定かではない。老子なんていうと、おじいさんのイメージがあるが…

ですよねえ…😅。

 『論語』の水に関する章といえば、雍也篇の

 先生は言われた。「知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。知者は動的だが、仁者は静的だ。知者は楽しく暮らし、仁者は長生きする。」

 というくらいかな?

            🐻

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