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中国古典三題

 今日は十+八で「木の日」だそうな。
『論語』子罕篇より。

顔淵の死を悼むものととる

 先生は言われた。「苗のままで伸びて花の咲かないものがある。伸びて花が咲いても実をつけないものがある。」

広島県廿日市市に、こんな店がある。

焼き鳥屋?

 鶏口牛後。むしろ鶏口となるも、牛後となるなかれ。中国の戦国時代の故事成語。 
 秦に対抗するため、蘇秦が韓の宣恵王に言った言葉に由来する。「大きな組織に付き従って軽んぜられるより、小さな組織の長となって重んじられる方がよい」という意味。店長さんは意味分かってるのかな?😁

 昨日、図書館で「新釈漢文大系 詩人篇 杜牧」という本を借りた。その中に載っていたひとつの詩。

今回はギャグ無し😁

 惜春(春を惜しむ)
春の半ばになれば一年はもう過ぎ去ったようなもの。
残りの月日は強いて有ると言うに過ぎない。
すぐにここで散りゆく花を見て酔おう。
さっそく歳暮に醸した酒を一緒に味わおうじゃないか。悲しく眺めやる、春を見送る杯を手に。心を込める。花を掃く箒に。
誰か、東へ流れる川のように止まらない時の動きを留めて、毎年春がいつまでもこの手にあるようにしてくれまいか。

 なかなか風情のある詩だが、それにしても春半ばで、一年が過ぎたとは、気が早いなぁ😅。
    
            🐻

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