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日々一寸ずつ…。

ほんと〜にちょっとずつだけど
日々回復しつつあるのを感じている。
徐々に徐々に、自分の死んでいた感覚が蘇る。
でもまだ油断ならないかなぁ、、というかんじ。

拗らせた風邪が回復してゆくのに似ているかも。

とにかく寝てしまう。
仕事に二日間行って、きのうはお休みだったけど、気づいたら寝てしまっている。

気の済むまで寝たらいい、、ゴロゴロすればいい、、
最近はそんな気持ちになってきた。

抵抗せずに今の自分を受け入れられる様になってなんとなく良くなってきているのを感じる。

今回の病み期は(今のところそう呼ぶことにした)例年とちょっと違ったので
ふだんの自分とはちがうところ、そのコントラストがわかりやすく、それを観察している自分もいた。

とにかくわかりやすかったのが
凝り性で趣味人間のわたしだったはずなんだけど‥???
何事にも気が入らない。無感動。
そんな状態になり
ずっと戸惑っている感じ。

好きなものを新たに買ってみたり、
普段なら感情昂るような場面でも、、
心が動いてない…。
その違和感といったら。。

さっき目が覚めたら夜中の2時過ぎ。
夕飯も食べずに寝ていたらしい。

むくりと起きて
突然思いついて
昨日の昼間に届いた新しい帯を結ぶ練習をした。数日後に久しぶりに観劇のお切符をとってあるので、その日の為に買った紗献上の帯。

先日まさかの寝坊でお稽古も休んでしまっていたので、お稽古着もここ最近着ていなかった。

ひさびさに注染の浴衣の藍のにおいを感じて、
心の奥がすぅーっと引き締まるような、落ち着いてゆくのを感じた。

久々に着てみて、
感覚で着られるようになったんだなと実感した。
踊りのお稽古のときはいつも浴衣なので、
着付けのいい練習にもなっている。

昨年夏に散々独学で猛特訓したお太鼓結びや、着物の着付け、身になっていたんだなーっと実感した。

去年の同じくらいの時期、
やはり調子が悪かったけれど、
それでも好きなことに関してはすごく情熱的になれていたから今年のこの状態はわたしにとっては緊急事態。

そろそろ連絡しようかな?と
思っていたら
母のほうからラインが来た。
やっぱり親子。通じてるのか。
しばらく放っておいてほしいとそんなお願いをしたのも今回はじめてだった。

病院へいってみたことと、
ドラマを観られるようになったことなんかを報告。


症状が悪化したのってここ2ヶ月くらいの期間のことなのに、体感では3年くらい経ってるように長く感じてる。
時の流れってほんとに不思議。

心の感覚がなくなるって、
閃くこともできないからそんな状態のときは解決の糸口もみつからない。

だからひたすら自分を休ませることしかできないってことがほんとにあるんだな〜って思い知ることができました。