midukki

映画配給会社勤務後イギリス大学院に進学し、ローカルのマーケティングエージェンシーに就職。

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映画配給会社勤務後イギリス大学院に進学し、ローカルのマーケティングエージェンシーに就職。

最近の記事

世界は狭い ービザの闇ー(イギリス)

小さい頃は外国に住むのにビザが必要だなんて知らなかった。住みたい人は移住出来てしまう、そんなもんだと思っていた。 が最近分かったのはかなり移住のハードルが上がっているようだということだ。私がイギリスの大学院に留学した2017年、イギリスは1年のコース期間にプラスしてたった4ヶ月しか有効なビザをくれなかった。(ブレグジットの影響で今年?の学生からプラス2年になるよう。)たった4ヶ月でビザスポンサーになってくれる会社を探すのは至難の技で基本的には非ヨーロッパ人にはimpossi

    • Why don't we all stop saying "I'm not Chinese"?

      上の記事がとても興味深かったのでご紹介。コロナ禍のアメリカでは中国人に対するヘイトクライムなどが増加しており、韓国系アメリカ人の著者も無意識に「中国人だと思われたくないから」ブロンドにしたいとヘアドレッサーに連絡してしまう。「私は中国人ではありません」と書いたTシャツを売りはじめたファッションブランドもあるとか。自分も差別を受けたくないが故に「私は中国人ではない」と言うよう大人たちからも指導されてきて、自分でもそう思ってしまうということを認めている著者の誠実さがいい。 私が

      • Female Gaze -女性の視点-@Netflix

        おすすめのNetflixオリジナルコンテンツとそれに関連するコンテンツのご紹介。全て女性に関するドラマで、女性監督によるもの。 ”UNORTHODOX” NY、ブルックリン 、ウィリアムズバーグの正統派ユダヤ教コミュニティに生まれ、19歳で見合い結婚をしたエスティは、様々な重圧から逃れるべく疎遠であった母親の住むベルリンに逃げ出す。エスティはベルリンで自由を知り、彼女の所属していたコミュニティでは許されなかった音楽の才能を開花させる。Deborah Feldmanの自伝に

        • イギリス現地就職した私の英語勉強法!

          私は帰国子女でもなんでもなく普通に”大学受験”のための英語を勉強していて、読み書きはかなり出来た方でしたが大学生の時に姉とハワイに行った時は全く英語を話すことが出来ず、姉に「WiFiがあるか聞いて」と頼む状態でした・・・話すのと読み書きが出来るのって全く違う能力なんですよね。 それなりに話すことが出来るようになったのは卒業後に就職した映画配給会社で英語を使わざるを得ない状況に陥ったため。それから本屋B and Bさんでやっていた朝英会話にしばらくの間通っていました。これがす

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          GIRL WOMAN OTHERを読み終わって

          ペーパーバッグが出るのを楽しみにしていたBernardine EvaristoのGIRL WOMAN OTHERを読み終わりました。マーガレット・アトウッドの「侍女の物語」続編とブッカー賞2019年を分け合った本作はイギリスに住む様々なジェネレーション、様々なジェンダーアイデンティティを持つ女性たちの物語で、主には黒人女性たちが主役となっています。*以下内容バレしています。 一番読んでいて辛かったのはBummi(ブンミ)。ナイジェリアから夫のオーグスティンと共にイギリスに移

          GIRL WOMAN OTHERを読み終わって

          Podcast - The Left Right Game

          私はpodcastが好きなのですが、ハマったきっかけはやはりおなじみのバイリンガルニュースです。科学系のお話しが多くて最近は聞いていないのですが、それがきっかけで様々な英語のPodcastを聴きはじめました。こういうブログを書くならしっかりメモをとって後でレビュー出来るように聞いておけばよかったと今さらながら思うのですが、覚えている範囲でオススメと最近聴きはじめた番組をご紹介しようと思います。 まず最近配信が開始された番組から・・・ The Left Right Game

          Podcast - The Left Right Game