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ミユリが愛しい

リルルがね~長生きして、ずっとそばにいてくれたじゃないですか。私のこと世界で一番愛してくれて。だから私もリルルが世界で一番好きだった。ちょっとでもミユリを可愛がっていると、リルルは明らかに嫉妬して「やめてよ!」って言って、ミユリに怒りに行きます。「お母さんを誘惑するな!」って。リルルはミユリを敵視してましたから、そういう意味では。ミユリも大人になってから、私のこと大好きになってなついてくれて、膝に乗せると「私、あなたのこと大好きよ!」ってなめまわしてくるんですよね。布団の中に潜り込んできて顔出して、私の顔なめまわして「一緒に寝ましょ」とか。リルルはミユリに凄い怒ります。リルルとミユリと私の3人しか居ない部屋で、なんか、今思うと、ミユリがかわいそうに思えて。特に、ミユリが8歳の若さで急死したときは、もう泣きまくって、心折れて、しばらく睡眠薬とお酒におぼれましたもん。起きてるのが辛くて。リルルが「お母さんどうしたの?大丈夫?」って慰めてくれたのが、救いでしたけど。立ち直るのに1か月以上かかりましたね。もっと可愛がってあげればよかった、もっと遊んであげればよかった、もっとおいしいエサをあげればよかった、とか思って今思い出しても涙が出てきます。ミユリ、そっちの世界ではリルルと仲良くしてやっておくれ。いつか私もそっちに行くから。3人で仲良くしよ。(続く)

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猫のいるしあわせ

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