「つぎ見る空がいちばんきれい」

ばん、
くるわせた
いちがいにききちがいともいえない
あの群れた青のなかへ
かえろう、そうしよ
だまりこんだきみの背にも星はふるなり

いちばん、
ふるわせた
ゆびがしなってるうちはしなんてこわがらなくていい
ちゅうぶらりんのかんかく
その横へ、
いま、
すわろうとおもう

おぼれるなみだ
って
つたって
ひかりよりすこしゆっくりとぬるんでく
そこでふるえるわたしは知っている
つぎ見る空がいちばんきれい



    

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