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英語はツール。でもツールを使うことができて、スタートラインに立てる!

1.そもそも英語力って重要なの?

日本人は英語が苦手な人が多いですよね。日本語は英語から一番遠い言語といわれ、また習得までにかかる時間がすべての言語の中でトップグループの中にいます。また日本に住んでいると、仕事で必要な人以外は、日常生活で英語を使う機会がほとんどありません。まあ、得意になる要素は見当たりません。よく、英語は単なるツール、重要なのは中身とか、AIの発展により通訳デバイスの性能が上がるから、もう英語を勉強する必要なんてないとか、聞きますね。私はこれは違うなって思うんです。まず、せっかく素晴らしい内容を伝えようとしても、ツールである語学ができないと、悔しいけど伝わりません。今の時代、海外の企業に雇われ日本で(または他国で)リモートワークや、日本の企業が海外のリモートワーク社員を雇用する、なんてことも増えています。私たちの子供の世代には、さらに多様化するでしょう。リモート会議でのツールの英語、できないと何もできません。英語力より中身と主張する人って、年配の学者さんが多いような気がします。こういう人たちは自分の分野で認められており、英語力が多少劣っていても、みんな話をよく聞いてくれるんですよ。尊敬もされているから扱いもいいし。でもそんな人の方が少数なんです。騙されてはいけません!それから通訳デバイスですが、これはどうしてものときのための緊急デバイスですよ。日常的に通訳デバイス使わないといけない相手と親しくなれますか?日本語のできない外国人とデバイスで会話するより、日本語のできる外国人と会話した方がより親しくなるのではないでしょうか?日本語ができる外国人の方がコミュニティに溶け込めるのではないでしょうか?英語も一緒です。

2.海外に住むと

ロンドンでの生活を例にとります。ロンドンは在住のイギリス人が50%を切ったと言われるほど、いわゆる外国人が多い街です。ヨーロッパやアラブの国々、インド、シンガポール、中国など多種多様な国から人が集まっています。私はニューヨークにも2年程在住した経験がありますが、ロンドンにせよ、ニューヨークにせよ、そんな事情からあまり外国人扱いされないのはとても心地いいです。その反面、語学の面でも特別扱いはされません。子供のPTAでは、英語は話せて当たり前、先生との面談でも容赦はありません。みんな英語というツールは使えて当たり前、ソーシャライズも含め、できないと下に見られます。(翻訳デバイスを使っている人は見たことがありません。)

3.やっぱり英語力は重要です

何が言いたいのかというと、特にこれからの時代を生きる子供たちには、英語力は非常に重要だということです。英語力があれば、世界のどこでも学びを続けられます。英語力があれば、アクセスできる情報量も格段に違います。そんなことは関係ないほどの才能を持ち合わせている子供は別ですが、多くの場合は、アドバンテージというより、できないことがマイナスになっていくのではないでしょうか。語学の習得には時間がかかります。ましてや日本語学習に時間を要しますから、日本人は時間的にも不利ですね。東アジアの中でも、韓国はハングル文字を採用したので漢字習得に時間を取られません。また、中国語は音の種類が多いので、英語の音を聞き取りやすいです。日本語を確立してからではなく、もっと早い時期から学習を始めることが大切です。

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