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<新しい働き方発掘プロジェクト”スタブロ”>Vol.1『妄想ワークショップ』開催レポート

こんにちは!スタブロ運営スタッフです!
宇治NEXT(宇治市・宇治商工会議所)とOoO株式会社(オー)が開催する、新しい働き方発掘プロジェクト「スタブロ」Vol.1『妄想ワークショップ』が2024年5月18日(土)に行われました。

本記事では、大盛況だったイベント当日の様子をお伝えします!

スタブロとは?
『スタブロ』は、新しい一歩を踏み出す人のために、これまでなかった「何かを始めたい人」「誰かと始めたい人」が集まり、自分のやるべきことを見つける為の“寄り添い型”プロジェクトです


初回開催である『妄想ワークショップ』ですが、申し込み開始2日目で定員の半分が埋まり、最終的に参加枠を増員することで計23名の方に参加いただきました。参加してくださった方は7割が会社員で、それ以外にも学生や主フの方、そして男女比が6:4という参加割合でした。

『妄想ワークショップの目的』

OoO株式会社プログラム『妄想ワークショップ』

何か新しいことをやってみたいけど、「自分にはお金に変えられるようなスキルも経験もない」「何ができるのかわからない」こういった不安は誰もが持っています。

この妄想ワークショップでは『自分がすでに持っているものを見つけ、新しいチャレンジのハードルを「妄想」によって一歩踏み出しやすくする体験』によって、必要な時にチャレンジできる状態をつくっておくことが今回の目的です。

そのために初回である『妄想ワークショップ』では、参加者の中にしかない「前に一歩進むためのタネ」を見つける体験を実施しました!

たった2時間30分のワークショップで起こったこと

妄想ワークショップの一部アンケート内容

ワークショップ開催中に参加者同士が新しくチャレンジしたいことに関して自発的に相談しあったり、相互理解を通して自分の持つものを再発見するといった現象が各テーブルで起こっていました!

「進むためのヒントを見つけた気がする」
「頭の中が整理できた」
「色々な人がその場にいることで生まれる作用があった」
「自分と繋げやすいテーマで、これまで受けたどんなワークショップより実践的で腹落ちした!」
このような数々の嬉しいお言葉をいただき、運営の私たちも感動です!

ここからは当日のワークショップの内容をもとに、その場で起こった変化をお伝えします。

「タネとは何か?そして、一歩進むためのタネを見つける」編

当日はこのような流れで実施しました!

まず「自分自身が興味があることを探す」「自分ができていることを見つける」この2つを実施。

みなさんが普段何気なくやっていること(家事やゲーム等)も、人よりも長い時間取り組んでいるということは、他の人よりもその領域について考えや経験を持っていて素晴らしいことであること。

他にも、興味があることを探す上で、情報収集力というスキルの話があったのですが、情報は一見深く知った方が良く思えるが、効率よく得るには浅く広くとることを意識し、他者と話すことで、その人の興味ある分野の話=情報を短時間に重要な要点を獲得するなど、"考え方をアップデートしたら全てスキルになる"という思考こそ価値があるといった話が参加者の心に響いていました!

講師の岡田さんが講義中に出していた、考え方を変える事例

講義の内容をもとに行った実践ワークでは、自分が想像するスキルのハードルが高い(例:資格がないと・・)と、「人に伝えられるようなスキルは持っていない」と感じ、回答することが難しくなります。

しかし、講義で学んだ"考え方をアップデートしたらすべてスキルになる"といったヒントから、これまでの経験や、日常のなかで、自分が既に持っているものを深掘る体験を実施。

多くの参加者がワークシートいっぱいに記入されていました!

真剣に「自分が既にもつタネ」を探している様子


そして、「過小評価をしすぎず、自分が今持っているものからでも、物事は考えられること」「日々時間を費やしていることは、人より詳しく長所になりうること」など参考になったとの声がありました。

「何が生まれるか妄想してみる」編

チーム内で、その妄想面白い!と大盛り上がり

最後のグループディスカッションでは、”自分がすでに持っているもの”と”興味や、時間を使っていること”から”何が生まれるか妄想した内容”をチームでシェア。

講師の岡田さんから、「必ずしも好きなことを見つける必要はない。少しでも興味のあること、普段使っている時間は何の時間が多いのか?をヒントに考えると伝えやすい」といった言葉が、会場に安心感をもたらせていました。

そして、「自分の想いを言語化することの重要性」というメッセージと共に、「やりたいことというのは大それた夢や将来のビジョンである必要はない」「言葉にするだけで周囲に人が集まり、他者より一歩抜きん出ることができる!」と実体験を交えながらアドバイスされていました。

自分の考えが伝わるように言語化し、発表する様子

今回はまさにその一連を体験できるワークとなっていて、参加者が積極的に自分の想いや考えを伝え合う雰囲気も素敵でしたが、「自分がすでに持つタネを、周りに共有し、これってこうですよね。と言ってもらえたことから、自分の中の新しい価値に気づけた」「話してよかったと思えた経験が増えた」という声が頂けたことが大変嬉しかったです!

グループディスカッション中も会話が途絶えることなく、そして何より参加者の笑顔や笑い声が響き渡っており、非常に良い雰囲気でワークが進んでいました!

グループディスカッションの様子
皆様始終笑顔が絶えず楽しくディスカッション!

参加者が得た気づき

開催後のアンケートでは、
「日々アンテナを張ることの重要性に気づいた!」
「自分の伝える力をもっと生かしたり伸ばしたい!」
「現在の仕事に付加価値をつけていきたい!」
など、学びを次のアクションに繋げていきたいという声を沢山いただきました!

一部アンケート内容

講座終了後の希望者のみの交流会では、参加者同士の親交をさらに深めることを実施。他のチームや講師、運営メンバーと交流を深めるための時間でしたが、なんと全員参加という大盛況で、熱意が素晴らしかったです。

そして、当日参加者限定で、その場でしか申し込めない特別コンテンツ「寄り添い型メンタリング」も参加者の半数がその日のうちに応募するなど、まさに異例の盛り上がりを見せたイベントとなりました!

まとめ

今回のワークショップでは、自分のなかにある要素を内省し、その後にグループディスカッションと、全体に向けて伝えることを実践ワークとして実施しました。

ワークショップを開催する上で、私たち運営メンバーが大事にしたことは、全体を通して、アイデアは革新的である必要も大それたものである必要もなく、日常生活の先にある。また、それらを綺麗な言葉でまとめあげて語る必要はなく、ただ言葉にしてみることが重要というようにアクションに対するハードルを下げ、今すぐにでも実践できるようなフレームワークを提供すること。

その結果、実践ワークの盛り上がりや、心理的安全性(発言しやすい環境)が醸成された雰囲気は、運営メンバーが「スタブロ」企画当初から目指していたことだったので、私たちも今回のワークショップで得た気づきが多くありました。

ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!!

今回の『妄想ワークショップ』のほか、「やるべきことを見つけたい」「何かをはじめるきっかけが欲しい」そんな方へ向けた本イベントでは、『“妄想”から得た想いを発掘し、安定して次のステップを踏むためのヒントや仲間を見つけ、ときには、応援者の力も借りながらみんなですすむ』というコンセプトで、全4回のワークショップから構成されます。

次回は『掛け算を探すための問い』
「そもそもアイディアってどうやって見つけるの?」「チームで同じ方向を目指し、何かを成し遂げるためのプロセス」にお悩みの方に、チームでアイディアを見つけ、進むための体験をするワークショップを開催します。

こちらも奮ってご参加ください!


【ワークショップ概要】
妄想ワークショップ
開催日:2024年5月18日
開催場所:産業交流拠点うじらぼ(京都府宇治市宇治琵琶45-13)
主催 宇治NEXT (宇治市・宇治商工会議所)
運営 OoO株式会社(オー株式会社)
後援 近畿経済産業局・京都府山城広域振興局
  独立行政法人中小企業基盤整備機構近畿本部


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