左利きの書道は有りか無しか。
左利き書作家の考え その1
左利きは武器だった。書を書きはじめて十数年間、いかにして右利きのように書けるかを模索する日々。
何度書いてもなめらかな普通の線がかけない。簡単なひらがなを書くだけなのに、書き損じの山がみるみる出来る。なんで自分は上手くかけないんだと悩む、そんなことを延々と繰り返してた。
そもそも書を書くようになったのは別に好きだったからではない。小さい頃から絵を書くのが好きだっ自分は一新発起して7年勤めた会社を辞めてデザイナーに挑戦。運良く就職出来たデザイン事務所がパッケージデザイン中心で、