阪神タイガース38年振り2回目の日本一

タイトルにもある通り11月5日阪神タイガースが38年振りの日本一を決めた。
私は生まれてこの方ずっと阪神ファンである。
日本一はおろかリーグ優勝さえ2005年から18年間出来なかった。
未だに信じられない生きてる間にリーグ優勝見れたらいいなーって思ってたら日本一も見れるなんて。

私が阪神ファンになったきっかけは阪神ファンの父の影響である。
小さい頃まだ岡田一次政権の頃だ。
2005年に優勝した時はちょうど5歳の誕生日。
記憶はあまりない、2003年は言うまでもない。
当時の私は金本選手、藤川選手、鳥谷選手、能見選手に憧れていた。この人たちを見てプロ野球選手になりたい夢ができた。

歴史的V逸の2008年最大13ゲーム差を巨人にひっくり返された。広島から新井さんが加入して打線に厚みが出たが、終盤で投手の疲労で打たれて負けた。
この結果で岡田は辞任する。

次は2010年真弓監督が指揮をした前年の赤星引退でセンターに助っ人外国人のマートン選手が加入する。そしてメジャー帰りの城島も加入する。
この年のスタメンは今でも覚えている。
100打点カルテットと呼ばれていてダイナマイト打線を形成した。中でもこの年は統一球という飛ばないボールを使用していたが、ブラゼルは47本ホームランを打った。
惜しくも2本差でラミレスがホームラン王となった。
優勝マジックは点灯するもの中日、巨人と優勝争いをし最終的には2位に終わる。

次は2021年矢野監督が指揮をした。
この年はシーズン開幕から独走した。
2016年金本監督の超変革のスローガンの元今までベテランばかりだった阪神タイガースがドラフトで生え抜きを育てる方針が実を結び始めた年であるが、ヤクルトの追い上げがあり
勝率で優勝を逃した。

優勝した2005年以来3回は優勝のチャンスがあったが見事に期待を裏切られ続けた。
優勝出来なくても優勝争いをしたのが楽しかった。でも悔しい思いが大きい。
世代交代が進み憧れた人達が次々引退、退団した。もう阪神応援しなくてもいいかなっと思ったがいつの間にか気づいたら応援していた。
もはや阪神タイガースは沼である。
1度ファンになると出られない。
それぐらい魅力のあるチームそしてファン。

2008年の退団から15年経ち岡田監督がもう一度指揮を執る。
親父はしつこく優勝するなら岡田の力がいると言っていた。勝負師に18年振りの優勝を託した。
秋の安芸キャンプからそれまでショートを守っていた中野選手がセカンドへコンバートされた。
それまでは守備位置が固定されてなかったが
守備を固定できるようになった。
それにより12球団で1番多くの併殺ができるようになった。

そして開幕4連勝を飾った、岡田監督の采配が際立った。ワンストライクから原口に代打そしてホームラン。
ピッチャー陣は今年もエース青柳さんを筆頭に活躍すると思っていたがまさかの大不調。
すると予想外の出来事に昨年2軍で無双していた
村上頌樹に出番が回る。
すると7回までに完全投球をした
最優秀防御率、新人王、セ・リーグMVPをとるまでに成長した。
そして昨年から導入された現役ドラフトからソフトバンクホークスから大竹耕太郎選手。
鬼の8番と呼ばれた木浪聖也選手。
なかなか今まで結果が出なかった選手が次々と結果を出していく。
ここまで選手が揃っているチームはなかなか無いと思う。
中でも今年1番変わったことは四球の多さ
岡田監督が開幕前にフロントに四球の査定をあげて欲しいと直訴し、四球はヒットと同じ価値があると選手に教え、去年とは倍ぐらい四球を選んだ
下位から上位に繋いで得点を挙げるこれが今年の阪神タイガースの特徴である。一時横浜、広島に1位の座を譲ったが、圧倒的に優勝する。

2023年9月14日長年の阪神ファンの願いが叶う
9回マウンドに上がった守護神岩崎優選手
登場曲は今年亡くなった横田慎太郎選手の登場曲だったゆずの栄光の架橋。
4万人の大合唱。打球は夜空に上がり
二塁手中野拓夢選手が取りガッツポーズ。
その時僕は嬉しすぎて泣いていた、嬉し泣き
生まれて初めて記憶に残る優勝。
優勝監督インタビュー、ビールかけ選手みんな初めてで慣れていなかった。
その時岡田監督はこれは予習練習やからねと
そう1回ビールかけするぞと言っていた。
クライマックスシリーズも勝ち、9年振りの日本シリーズ。
なんと相手は59年振りとなる関西ダービー
オリックス・バファローズ
3連覇で黄金時代の真っ最中のチームだ。
なかなか勝てない試合になると思ったら、その通りになり、ドキドキハラハラのとっては取られての好ゲームの中、第7戦までもつれた。
試合はシェルドン.ノイジー選手の3ランホームランもあり阪神に流れが傾いた。
9回ツーアウトマウンドには岩崎優選手
打者は世紀末覇者ラ王こと杉本裕太郎選手。
打った打球は左中間へノイジー選手と近本選手が交錯しそうになる中ノイジー選手がウイニングボールを取った。
その瞬間38年振り2回目の日本一となった。
岡田監督が選手時代以来の日本一、アレのアレを達成した。
スタンドからは岡田コール。
日本シリーズMVPに近本選手が選ばれた。
日本シリーズはいつも違うチームが戦っていたので応援しているチームが出るとここまで面白いんだと実感しました。
ほんとに素晴らしい1年でした。
阪神タイガースありがとう!


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