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【コラム】「賢い食べ方で120歳まで生きるぞ」 

まったく私も、先日...とうとう57歳になってしまった。


50歳になったら人生を変えるぞ!俺の尊敬する偉人は「伊能忠敬!」ちゅーけいさんだぁー!! 50歳で人生を変えて、55歳で地図の測量に出発した。ちゅーけいさんの、人生を目標に頑張ってきて、もう57歳、人生折り返しどころか、終盤のスタートなのだ。ということで、肺炎になって約10日、身体のボロボロ感を感じたのは、初めてだ。もはやこれが、初老か??
ということで、話を戻そ~
体の器官によって、老化がいつ始まるかは違う。実は、器官によっては20~25歳を過ぎれば、衰えはじめるんだ。
そんなに若い頃からもう衰えはじめるのかとびっくりするかもしれませんが、それは仕方のないとで、と片付けるしかあるまい。
子どもから成長して大人になったら、もう衰えはじめるわけ。
では人間はなぜ老化するのでしょうか。一つには、細胞の寿命から人間には、あらかじめ寿命が設定されているという考え方があるんだ。人間の細胞が分裂するって知ってました?しかも、1回や2回じゃない、回数は、細胞の一生の間でほぼ60回程度!!!!
でも、限界があることには変わりがない。
つまり、細胞の寿命が個体である人間の命を決めているというわけで、そこから想定される人間の寿命はせいぜい120歳程度だ。まぁ、これは最高限度、完璧に生きた場合。

これが、レオナルド・ヘイフリック博士によって公表された「細胞プログラム説」といわれるもの。
若い人の細胞と高齢者の細胞には違いがあって、若い人の細胞は何度も分裂するのに、高齢者の細胞は早く死んでしまうということを発見した。
さらに詳しく調べてみると、生まれたての赤ん坊からとった細胞は約60回分裂するということが解った。
だから、80歳の人の細胞はゼロではないが、40回程度で止まってしまうんだって。

そのことから、老化とは、その個体を構成している細胞が老化することであることが、わかってきた。
なんとなく、細胞は分裂することは知っていたが、細胞にも老いがくるということは、分裂回数に表れるということとは、初めて知った。
これは人間だけではなく、他の動物もそうで、100歳近く長生きするゾウの細胞と2~3年しか生きないマウスの細胞を調べたところ、一生の間に、ゾウは125回程度、マウスではせいぜい28回程度の分裂だったそう。
動物の平均寿命と細胞の分裂回数がきれいに比例するのだ。
ということは、長生きするためには、分裂回数をふやしてやればいいということになる。
細胞分裂の回数に制限がある一つの原因は、染色体末端の「テロメア」という核酸の構造が短くなるため。
テロメアを修復するのが再生酵素テロメラーゼだ。
この酵素は幹細胞とガン細胞だけにあるらしくて、テロメラーゼは分裂する細胞の寿命を管理するメカニズムを操作して、テロメアを修復補充していると考えられているわけ。
テロメラーゼの働きをコントロールすることができるようになれば、ガン細胞の増殖を抑えたり、ガン細胞を正常細胞に変換することも、また、正常な細胞の寿命を延ばすこともできるようになる可能性さえもある。
この先は、難しくなるので、この辺にしておくが、要は細胞が若返り、元気になる、または衰えさせない方法を考えることがまず大事。

ここまでのまとめ
① 体の老化は20~25歳からはじまっている
② 細胞分裂の回数が制限されているから生物には寿命がある
③ 科学が進歩すれば寿命は画期的に延びる可能性がある

そして、この後
④食生活で分裂の回数を減らさない 増やすということを考える 

また長寿の習慣 ついて考えてみたい

ここからは、私がいろんなえらい先生方が言っていること聞いてきたお話をまとめてお話ししたい。
「急がば回れ」
「早起きは3文の得」
「青葉は目の薬」
「笑う門には福来る」など、
温故知新だよ。年百年も何千年も時を超えて、受け継げられてきたこの言葉にも長生きをするからだつくりのヒントがあるね。
男女とも平均寿命はほぼ右肩上がりで延びていて、100歳以上の老人も増えている。ではこの先も、ヒトの平均寿命はどんどん延びていくのだろうか?

とはいっても、生命である限り死は避けられない。平均寿命は栄養状態や衛生状態が改善され、戦争などが起こらないことによって延びてきたが、生物としての寿命の限界はあるはずだ。いったいヒトは生物学的に何歳まで生きられるのだろうか。

動物の寿命を考える場合、一定の条件のもとで飼育できる動物なら、本来その動物が持っている寿命を実験などで知ることができる。たとえば、アカゲザルの最長寿命は約30年、マウスが約3年、細長いひも状の形をした線形動物の一種の線虫はわずか21日だ。これに対してヒトの寿命は実験で知ることができない。できたら、怖いけど。ギネスブックが世界一の長寿と認定したのは、122歳で亡くなったフランス人のカルマンさんという女性で、こういった記録を参考に、ヒトの寿命の限界はおおよそ120歳と考えられているわけだ。

でもこれさっき言った細胞の寿命でもある。

老化や寿命に関する研究は、実に多様な角度から進められている。


そのひとつで、いま話題を呼んでいるのが、生物の老化を防止し寿命を延ばすとされる長寿遺伝子だ。この遺伝子を活発に働かせてヒトに応用すれば、人類はこれまで以上に長生きできるのではないかというので、医療関係者、生命科学研究者、あるいは製薬会社などが大いに注目している。

そもそものきっかけは、酵母菌の研究者として知られるマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授が提唱した サーツー遺伝子のお話し
この遺伝子は、飢餓状態のときに働く遺伝子で、現在の日本のように食物に困らない時代には眠ってしまっているんだそうだ。ところが、飢餓状態になったり、摂取するカロリーを抑制してやると活発に活動し、老化を予防してくれると考えられている。

いったいなぜ、餓えやダイエットが長寿命に関係してくるのだろう。

「米国ウィスコンシン大学のリチャード・ワインドラッグ教授は、カロリー制限したアカゲザルと、カロリー制限なしのアカゲザルの老化の進行を研究した結果、カロリー制限をしたアカゲザルは、老化の速度が遅く寿命も長いことを発見した。」

活性酸素聞いてことあるでしょ?
これが悪玉であるのだけれど、
細胞のがん化に関係するだけでなく、血管を劣化させ動脈硬化を引き起こす。心臓病や脳卒中の最大の原因になると考えられている物質だ。

カロリー制限をすると、より少ないブドウ糖からエネルギーをつくり出せるようミトコンドリアの効率を上げる機能が働くために活性酸素ができにくくなり、これらの病気にかかりにくくなって長生きできるようになるというわだ。
 
だから、食事の仕方で。この細胞の老化を抑えていく、長寿遺伝子を活性化させることを考えていくいくことが大切。
なかなか難しい話でだけど、1日2食とか、お腹空く迄食べないとか、夕方6時までに夕食すますとか。これは、ある程度理にかなっていると思う。細胞を死なさないように、食べ方を気を付けたり、ある程度カロリーを抑えたり(飢餓状態)していけばいいわけだ。細胞を死なせない、分裂を促すことが必要なんだ。目指せ120歳も、やはり食生活を見直そうってことだ。

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