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【87】フェイジョアと柘榴が成りました 2022.11.18

庭の小さな果樹園にフェイジョアと柘榴が成りました。
1 柘榴
柘榴というものは不思議な形をしていますね。あの柘榴の花からどうしてこのような実に成るのか、とても不思議です。
柘榴はペルシャ原産だそうで、この弾けて割れた実を見るとアラビアンナイトに出てくるルビーがザクザク入っている宝箱を連想します。
子供の頃お隣りのおうちに柘榴の木があり、いただいて食べたことを懐かしく思い出します。

2 フェイジョア
 タイトル写真のフェイジョアは家を建てたときに何か変わった果物の成る木はないかと探していて見つけて植えたものです。
 何もしなくても元気に大きくなって実を付けるようになり、食べてみたらとても美味しかったのでその後色々な種類の苗木を植えて、今はマンモス、トライアンフ、アポロ、トラスク、クーリッジ、マリアンと6種類の木があります。
このフェイジョアはもともとは中南米原産でフトモモ科のトロピカルフルーツなのです。
 熱帯原産にしては耐寒性があり、地植えで問題なく育ちます。フトモモ科には他にグアバやレンブ、ジャボチカバなどの果物があるほか、コアラの好きなユーカリや香辛料チョウジ(クローブ)などもあるというから不思議な一族ですね。
 フェイジョアの実は写真のように緑色の卵形で、家では最大で長さ5cm重さ60gくらいになります。熟しても緑色のままなのでいつ収穫したらよいか判断が難しいのですが、よくしたもので10月末頃になって熟してくると自分でポロっと落ちてくれます。皮が厚いので落ちても痛むことはありません。庭に出るたびに落ちているのを見つけて拾ってきます。
 食べ方は写真のように輪切りでも縦切りでもよいので二つに割ってゼリー状の果肉をスプーンですくって食べます。食べるところが少ないのが欠点ですが、香りもよくほんとに美味しいです。
家を建てたときに同時に植えたキウイは当時は珍しかったのが今はもう当たり前のフルーツになりましたが、フェイジアはいまだに店頭では見かけませんね。皮が厚くて食べられるところが少ないのが欠点で、もう少し品種改良されると人気が出ると思うのですが。今のところ自分で育てるしかないですね。植木鉢でも育てられるのでベランダで育ててみたらいかがでしょう。
自家受粉はせず、成っても小さい実が少ししか成らないので植える際は2種類以上植える必要がありますのでご注意。

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