【198】蕾菜のお漬物 2024.4.12
1 蕾菜の漬物を作りました
家のそばの道路わきにお店を開いている農家さんの直売店では採りたての旬な野菜をとても安く売っていただけるので、いつも感謝しながら購入しています。
そして時々スーパーでは見かけないような珍しい野菜が出ているので新しもの好きな私はついつい買ってしまいます。
今回出ていたのは下のような不思議な形をした初めて見る野菜。
聞いてみると蕾菜というそうです。
炒めて食べると美味しいよと言われましたが、ちょっと辛みがあるということなので、直観で漬物にしようと思いました。
洗って、コリコリした茎を2-3mm厚でスライスして、ジプロックに入れて塩を適量入れます。
塩をよく揉みこんで、空気を抜いてジプロックを閉じます。
漬物樽に入れて重石をして2日位から食べられます。
私は、乳酸発酵して酸味が加わったくらいの方が好きなので、少し漬け込んでから食べます。
下の写真は漬けてから5日目ですが、味がなじんでとてもいい感じで美味しいです。
味はほのかに辛みがあって、食感はコリコリしていて搾菜によく似ています。
2 蕾菜って何なの?
不思議な形をしている蕾菜ですが、中国原産で日本で生産及び出荷が始まったのは2008年頃だそうですからまだ16年位しか経っていない新しい野菜なのでした。
種類としては菜の花など同じアブラナ科に属する野菜で、からし菜の一種であるとされています。
ただし、一般的なからし菜では葉の部分を食用としますが、蕾菜は株から出るわき芽部分を食べるところが違っています。
下の写真のように大きな葉に包まれた中心に茎が伸びてきて、その茎にいくつもの脇芽がポコポコ付いて大きくなって、それを切り取ったのが蕾菜ということになります。
周りの葉も高菜や芥子菜と同じように食べることができ、中央の茎自体も食べられるそうです。面白いですね。
春の訪れを告げる、やさしくも力強い蕾菜│ようこそ、新顔野菜の部屋へ vol.16 | まんぷくベジ | manpuku veggie (manpuku-veggie.com)
3 搾菜との違い
食感がよく似た搾菜はやはりアブラナ科でカラシ菜の種類だそうですので実際蕾菜とは非常に近い種類になるのでした。
けれど、搾菜は下の写真のように、カラシ菜の葉の根元のこぶのように肥大した茎自体を食べるもので、脇芽を食べるのではではない点で相違があるようです。
四川搾菜、美味しいですよね。
今回はシンプルに塩だけで漬けましたが、次回は唐辛子粉などを入れて漬けてみようかなとか思っています。
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