本当に鉄道はブームなのか?そして文化なのか?

よくマスメディアが鉄道を取り上げるようになりましたがはっきり言いまして「ハイハイネタにするものがなくなったんだろ?芸能人のスキャンダル追っかけるより全然安全だからなぁそうだよなぁ?あぁ?」程度でしかありません。また「撮り鉄共の悪行」もマスメディアにとっては安全に取り扱える最高のネタです。

マスメディアが鉄道を取り上げるようになったのはここ10年来の新車登場と旧車の引退劇が盛んになったことから始まっていると思っています。そして先に取り上げた「本当は己の営利のためだけにただの悪行しか働かない悪質鉄道パパラッチ」であり「鉄道愛に基づく」人たちではない撮り鉄の行動がマスメディアが完全無料で安全にぶっ叩けるという素材であるからです。

また鉄道がブームなのか?と言われると昔から一定数鉄道ファンというものはいまして20年前ぐらいの「鬼」レベルの人達が一般人に呆れられるほどの熱量を持ってるそのごく一部の人達がテレビに取り上げられるというのが常でした。だから今更なのです。またそのテレビで取り上げられる人は一般人からも「すごい人」として崇められるため、そういう人たちが蔑まされるということはないのですが、そうでない大多数は最悪「幼稚なやつ」として見られるというのが茶飯事でしたし、ひょっとしたら今でもその性質は変わらないと思います。

個人的な話をします。
20年ぐらい前の僕の周りの人には鉄道ファンでなくても寝台特急に乗った人というのがいまして稀に「鉄道ファンのくせに寝台特急乗ったことねーのかよ!ぺっ!!それでも鉄道ファン?」というぐらいの人がいました。フツーに人のことを馬鹿にしてるだけですよね?何なら「おまえのってホモダチだろ?」なんていうのも茶飯事でしてそれおんなじこと返されたらあんた生きてられるの?それ俺の前でそう言ってるから何もなしで済んでるって想像つかねーのかよ?という感じありありでした。そういう意味ではゲームファンは羨ましい限りです。何せ鉄道ファンよりは市民権を得ていますしまた何より団結するという選択肢があります。あんなに数多くのゲームが有るのに。最近ではオンライン上でやり合うことなど当たり前です。

以前に「鉄道の魅力とは」と聞かれて実際困ったということを書きましたが、今回は鉄道を趣味にして感じるようになっていたマスメディアへの憎悪と昔自分の周りにいた鉄道に理解がないというのか「結局どういう趣味も他人様はそのやってる人を見て見下す」という話をしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?