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いどばた会議48)サステナブルな材質って

うちでは、サステナブルな材質の「PLA(ポリ乳酸)」を使って一部の販促ツールを成形しているんだ。「PLA」って何かっていうと、トウモロコシやジャガイモ、サトウキビ他に含まれるデンプンなどの植物由来原料が主成分のプラスチックなんだよ。
食べられるんにゃ?!
プラスチックだから食べられないよ!
原料に石油を使わない「バイオマスプラスチック」なので資源保護につながるよね。
デンプンがプラスチックになるんにゃ?
おいらも難しいことはわからないけど、デンプンから糖を取り出して、糖で乳酸菌を発酵させて乳酸を作成し、乳酸を科学的につなげてポリ乳酸の完成!ってことみたいだよ?
でも、PLAはそのまま使うと販促ツールとしては衝撃性が低かったり、熱に弱かったりするから、販促ツール用に独自配合したんだ。材料を持っているから、オリジナルの成形も承ります!

ところで、捨てる時は燃やすゴミでいいんだにゃ?
各自治体のルールにもよるけど、焼却処分が最適な方法かな。PLAは60℃以上の温度がないと生分解が進まないんだって。
サステナブルって言っても色々なんだにゃー。できるところから少しずつ継続するのが大事なんだにゃ。
販促ツールだと長く使用することもあるから、使用中にすごく劣化しちゃったら困るしね。
あにじゃ、この前ニュースでPLA見たにゃ。えーと、テニスラケットの梱包材をPLAスパンボンド不織布に。これにゃ。


へ~もちゃ、色々勉強しててエライ!
サステナビリティな取り組みを行うことは、もう避けられない所まで来ているよね。アクションあるのみ!

環境省、経済産業省、農林水産省、文部科学省の4つの省が合同で、持続可能なバイオプラスチックの導入を目指した「バイオプラスチック導入ロードマップ」を策定。2030年までにバイオマスプラスチックを200万トン導入することを掲げていますが、国内のプラスチック市場に占めるバイオプラスチックの割合は0.4%ほど(2022年8月時点)とまだまだ遠い状況です。
どうしても通常のプラスチックよりも製造コストが高いため、それが採用になりにくい最大の原因になっている感じがします。当社では、廃棄の際に分別が不要な材質を使用することで売り場の省力化を狙っています。確かに価格は少しお高いですが、待った無しの時代、サステナブルな材質に切り替えませんか?


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