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ひとのペースにのまれず、自分の心のままに


2021年も残りわずか。

今年はどんな一年だっただろうか。振り返りをしていく中で、残しておきたい気持ちがあったので、ここに記しておくことにします。

社会人1年目を終え、2年目に突入した今年。
仕事を覚えてきたことで、その量も一気に増え、忙しくもあった。

その中で、休職という自分にとって、とても大きな選択をしたりもした。

・・・

日々いろんなことに興味を持ち、時間の許す限りぎっしりと予定を詰め込んで、目まぐるしい日々を過ごしていた、大学時代。


右も左もわからず、早く一人前になりたい!仕事ができるようになりたい!そんな向上心を持って、前のめりに取り組んでいた、社会人1年目。


とにかく、走り続けていた感じがする。


そうして迎えた今年は、
途中から、グッとペースを落として、ゆっくり、手探りになりながらも、一歩ずつ、一歩ずつ、歩いたように思う。

ときには、大回りかもしれないけれど自分の気になった方向へ進んでみたり。

勇ましく胸を張って歩いてはこれなかった。

自信を持てず、恐る恐る足を踏み出したり。踏み出すまでにも、悩んで、迷って、多くの時間をかけたり。


そんな時間を過ごせたこと、今になってみればだけど、良かったな、と素直に思う。


大学時代からの勢いで突っ走っていたら、きっと何か大切なものを置き去りにしたり、失ってしまっていたような気もする。


よくがんばってたよ、わたし。
ちゃんと乗り越えてきたね。


恥ずかしくもあるけれど、やっぱり今年の自分をちゃんと称えてあげたいなって思います。


”書く”ことで自分の気持ちを外に出すという術を知り、ひたすらノートに書き綴った。

同時に、”読む”ことが、自分の中にある得体の知れない感情を言い表す言葉と出会うきっかけになったり、自分の持っている価値観や考え方に気づく術であるということも知った。

そうして、以前よりも少し、自分の輪郭を捉えられるようになれたと思う。


・・・

来年はどんな年にしたいか。

具体的にこれをやり遂げたい、こんなことに挑戦したい、と目標を立てて、そこに向かっていく。ということは、どうも苦手な人間なのだと最近気づいてきた。

だから、これ、という目標を掲げはしないけれど、

自分が何に喜び、何に悲しむのか、その時そのときの"今"の自分の心の声に耳を傾けて、心の向く方を選択していく。

これは大事にしていきたいと思う。

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