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21/22英プレミアリーグ第35節TOTLEI

リーグもカップ戦もゴールデンなウィークです.

試合前情報

ここ2戦勝ちがないSpursはホームでLeicesterと対戦.ミッドウィークにECLを戦ったFoxesは疲労が予想されます.
ちなみに現時点のトップ争い,消化試合数・勝ち点は以下の通り.不調だったここ2戦でSpursはArsenalに抜かれ,もう1戦も落とせない状況に.
3位CHE     33試合 66点
4位ARS     33試合 60点
5位TOT     33試合 58点
6位MUN   35試合 55点
7位WHU   34試合 52点

Lucasをスタメンに起用し攻撃に変化を加えたいSpurs.LeicesterはMaddison,Tielemansなどアタッカーを休ませる.

備忘録:UCLではReal MadridがMan City相手に,ホームで逆転勝利し決勝進出.何度死んでも蘇る,不気味なまでの勝利への執着.ヨーロッパ王者たる所以を全世界に見せつけた.

試合内容

結果:3-1 勝利
xG :1.65 - 0.27

ここ2試合は無得点だったSpurs.引いて守る相手にKaneを抑えられ,代わりにSonが下りて受けるなど,思うような形で攻撃できなかった.が,今節は3得点と復調.
特にRomero,Bentancur,Hojbjergの球際強さが際立った試合.相手の攻撃を止めてカウンターの起点を作り,自らも前線に飛び出しゴール前に詰める.中盤2人がポケットへ侵入,カウンターで前線に飛び出すなど積極的に攻撃参加をみせたことで,厚みのある攻撃を演出した.Romeroは2点目に繋がった2連続タックルを含め抜群の存在感をみせた(2得点のSonを抑えファン投票のMOTMにも選出).

一方で,ウイングバックの2人は存在感が希薄.パサーにもフィニッシャーにもなれず,中途半端な役回り.また久々先発のLucasもボールが収まらずひどい出来.後半30分で2アシストを記録したKulusevskiと対照的に.

今後の展望

個の力を存分に発揮した試合.ムラがある2大エース,頼りないウイングバックに対して,バックラインと2MFの盤石ぶりは素晴らしい.

次節はアウェイのLiverpool戦.下馬評はもちろんホームチーム側が優位だが,Spursにも多少有利に働く要素がある.彼らは熾烈な優勝争いの最中にあり,引き分けすら許されないある.4バックで前がかりに攻め込み積極的に攻撃を仕掛けてくる可能性があるが,それを裏返して得意なカウンターに持ち込めることも期待できる.もちろんKaneとSonのカウンターはかなり警戒されているだろう.いかに良い形でボールを奪い素早く攻撃に繋げられるか.ボール奪取力に定評のあるRomero,Hojbjergがキーマンになりそうだ.

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