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21/22英プレミアリーグ第31節TOTNEW

この大事な時期に,いよいよ安定感がでてきた..?

試合前情報

2022年初の3連勝を目指すSpurs.対戦相手のNewcatsleは一時期降格も危ぶまれたが,新オーナーの下,監督交代・選手補強がハマり1月から復調し降格圏から脱出.Man United ・West hamと引き分けるなど上位チームと張り合う戦いぶりを見せるが,現在は2連敗中.

Spursは左ウイングバックが不在.Reguilon・Sessegnonが間に合わず,右のレギュラーだったDohertyが左に回る格好に.出場すれば古巣対戦となっていたTrippierは負傷離脱中のためベンチ外.

試合内容

結果:5-1 勝利
xG :3.16 - 0.63

前半,チャンスを作りながらもゴールが遠い中で直接フリーキックを決められ失点.しかし前半のうちにDavies渾身のヘッド弾で追いつき,後半に大量得点を収めて大勝.

安定感の源はタスクを整理された3バック.そして彼らを豊富な運動量と視野の広さで攻守にサポートするBentancurの働きが大きい.3トップが中盤に下りてビルドアップの一助となる形も典型となってきた.パスの出し手・受け手共に常に前進を意識してプレーできており,特に後半はラインの高いNewcatsleバックラインの背後に意識が殺到,大量得点につながった.

今日も目を引くパフォーマンスのRomero.Saint-Maximinを完封しタックル数は両チーム最多6回を数えた.Spursが誇るエースキラーだが,カードコレクターという彼の短所も改善がみられる.Premier Leagueには「32節までにイエローカード10枚貰うと2試合出場停止」というルールがあるが,Romeroは30試合消化で8枚の現状.ただここ2試合はノーカードで試合を終えられており,Conteにもその辺り口酸っぱく言われているのか改善の兆候がみられている.

今後の展望

前半のように押し込みながら点が取りきれない状況(xG前半:0.88 後半:2.28)が恐ろしく,今後の課題になるか.今チームにはミドルシュートやセットプレーからの得点を期待できる選手がいない.KaneをNo.9に集中させられるNo.10タイプの選手を獲るなら,キック精度も求めたいところ.

個人的にはEriksen一択です.


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