21/22英プレミアリーグ第4節CRYTOT(ハイライトのみ)

主力と運がなければこうなる.

試合前情報

Palaceは前節と同じメンバー.SpursはSanchez,Lo Celso,Romeroの南米組がクロアチア滞在中のほか,BergwijnとSonが代表招集中の負傷によりメンバー外に.おそらく今一番のFIFAウイルス被害者.

試合内容

見逃し配信がハイライトしかない泣

トピックとしてまずDIerが負傷により前半11分にRodonと交代.前半Spursはシュート0.攻め手を欠き,Bryan Gil投入を準備していたところ,後半13分にTangangaがイエロー二枚で退場.Winksに代えて投入したDaviesがクロス対応で手を晒し,綺麗なハンドでPKを謙譲し失点.その後も失点を重ね3-0であえなく敗戦となりました.

攻撃が機能しない問題はもう何シーズンも続いていますが,そういうときは大体,ショートパスばかり狙ってサイドに追いやられ出すところが無くなるパターンが多い.ロングボール=ポゼッションを捨てる,ではないことに早く気付いてほしいところです.その点前節のDavinsonには期待できたので,早く帰ってきてほしいところ.

今後の展望

直接の敗因は数的不利,そして試合勘の無い選手を交代で使わざるを得なかった点でしょう.ただ一番大きな問題は攻撃が機能しないこと.SpursはNuno体制になってから,Waford戦を除いて得点チャンスがほとんど作れていません.割り切ってカウンターに徹したCity戦はまだしも,プレスによりボール回しを完封されたWolves戦などはこのチームが抱える課題が浮き彫りになった試合でしたが,今節はその再現となったといえます.ただExcuseとして,EUROとエースの去就騒動を経てのまだ1年目のリーグ4試合目で,高度な戦術を要求するには時期尚早すぎるというのは頭に入れておきたい.ここまで個人能力と運で乗り切れていましたが,負傷で主力を欠いた今節から以降,苦しい時期が続くのは目に見えています.不本意ながら今こそ,クラブより代表を優先したあの3選手,そして去就を騒がせたあの大器に戦力になってもらうしかない...

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