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21/07/17 Tottenhamプレシーズンマッチ①

初note投稿.サッカー観戦記,日記感覚で気楽にやってきます.

試合前情報

今回はTottenham Hotspur vs Leyton Orient FC.

備忘録:1週間前にEURO2020が終わったばかり(イタリア0-0イングランド,3-2でイタリアが優勝)


Leyton Orient FC...同じロンドンのチームで,現在リーグ2に所属.

すでにプレマッチ2試合こなしており(うち1試合は3日前にWest Hamと),

フィジカルは相手の方が出来上がっていると予想される.

スタメンにアカデミーの選手が4人.怪我明けのSkippはともかく,みんなが見たいSessegnon,Ndombeleらも見当たらないのはナゼー.

〇試合内容

63分に全員がアカデミーの選手に入れ替わったため,そこまでの印象をまとめる.相手チームのスタメン表が見当たらず,名前が未表記で申し訳ない.

攻撃

攻守共に4231の様子.攻撃時はWinksに加えDeleが左に下りてきてゲームメイク.両サイドバックは高い位置で幅を取り,Lucasは中に絞りがち.攻撃のタクトはWinksとDeleがとり,形は主に2つ.

①中央にグラウンダの縦パス

Scarlett,John,Lucasが積極的に中央で受けようとして,そこにタイミングよく差し込めていた印象.ただこれに対応して相手DFラインも高くなり,インターセプトされる場面が増える.パスを受けてからのアイデアも乏しくチャンスは少ない中で,29分にWinksのグラウンダ縦パスをJohnが受けて反転シュートしたシーンは可能性を感じさせた.

②裏抜け一本を狙う

①の形で攻めつつ,相手のDFライン裏を浮き球一発で突く試みも織り交ぜる.8分にはWinksの鋭いダイアゴナルパスからJohnがシュート.Scarlett,Bergwijnと両サイドバックも縦への意識を随所に見せたが,パス精度を欠く・キーパーの飛び出しにあうなどチャンスにはなかなか結びつかなかった.

コーチング

給水タイムに直接指導するNuno.

上記の通り相手に引かれるとチャンスが生まれない一方で,ネガティヴ・トランジション時のプレス意識が高い点は好印象だった.ゴールシーンも中盤でボールを拾ったWinksが起点となる.素早く縦パスをLucasに入れ,ワンタッチでこれまた素早くScarlettにスルーパスが通り,一瞬でキーパーと1vs1の場面に.冷静に流し込んだ期待の17歳のシュート技術もさることながら,チームとしてハイプレスと素早い攻撃を意識していることがよくわかるシーンだった.

ただハイプレスをかわされたときに一気にピンチとなる場面がちらほら.Winksひとりで中央をフィルタしきれず,守備陣が攻撃に晒されることが何度かあった.プレスに方向性を持たせて組織的に守れていればこうはならないはずで,Hojbjergがいれば,という問題でもない.まだ体制の初期段階だからということで話を留めておく.

ネガティヴな点はBergwijnの存在感の無さ.あとWinks,Deleの不用意なロストが多い.もう許される年齢じゃないぞと言いたい.

守備陣は地上戦で遅れをとることはほぼなかったが,Cesay,Dierがハイボールの処理を誤る点が気になった.Dierは2回ほど被り,怖さを見せた.Carter-vickersとPaskotsiはいい意味であまり目立たず及第点といったところ.

〇今後の展望

プレシーズンも始まったばかりなので,戦術云々の話はまだ先でしょう.俄然期待値が高まるScarlettの雄姿が個人的な収穫でした.




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