アウトドアが似合わない家族(2007.6)

今日は潮干狩りへ行きました。

どんな格好をすればいいのか…
とりあえず、ビーチサンダルと日焼け対策をすればよいか、ということで用意し、土砂降りの中、会場へ向かいました。

家族三人、なんか浮いてました。なんか。
夫は作業ズボン風に長靴(仕事用)長女はユ●クロ製ハーフパンツにビーチサンダル、私は短めズボンにサンダル。
なんかおかしいんです。どうしてかしら。

会場に到着し車を止めたのですが、雨はやまず…。
車の中で待機し、小降りになったところでいざ移動!

受付を済ませ、潮干狩りへ!

適当な場所に陣取り、掘る。簡単には見つからないものなのね…
長女に「熊手で砂を掘って、貝を見つけるのだよ」とバケツ小を渡したのですが、ヘドロに近い砂をバケツいっぱいにしたら飽きたようで、用意した傘をさしたゴザ(レジャーシート)に座り込み、じゃがりこをぼりぼりぼり…。
たまに、一心不乱に泥を掘る私たちを応援してくれます。
なんだか、私は自分がしもべのように思えました。

シジミのような貝だらけ…
小さいわねぇ。

私はというと、掘るのに夢中になりすぎて、自分の手を熊手で掻き、手探りで大きいのあった!と採ろうとしたら、自分のサンダルの先っぽでした。

長女はおかしを食べること、バケツのアサリの番をすること、親が採ったアサリを袋に詰めることを楽しんでいました。


潮干狩りは?


最初で最後の潮干狩り。
しかも雨の中。

翌年からこのイベントは中止になりました。
貝毒が出たとかなんとか。数年間中止のままだったような。
今思うと、綱渡りのようなイベントでした。

なんかいますよね、取ってつけたような格好をした家族。
私たちはまさにそれでしたが、経験大事。
しかし、長女は覚えているのだろうか…

今でもアウトドアとは程遠いままです。
それでもいいのです。
そういうものだと思うのです。

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