戦術ベンゼマ
万能型ストライカーのベンゼマ、レアルマードリードのサッカーにおいていくつもの大切な役割をに担っている。その一つはポストプレーだ。ディフェンスを背負う時もあれば、時にスペースに抜けてボールを収めて的確なパスを味方に出す。カウンターの時にベンゼマを経由してサイドに展開して攻撃する形はマドリーと得意なパターンだ。
カウンターだけではない
ベンゼマはひかれて守れられた際にも違いを見せる。サイドに流れてボールをもらい細かいパスでマーカーに混乱をもたらしている。
レアルマードリード
ゲームモデルを持たないレアルマードリードのサッカーは選手の能力を合わせることによって成り立っている。それらの能力をベンゼマは多彩なプレーによってつなぎ合わせているといえる。
守備の課題
レアルの失点のパターンを見てみるとセルヒオ・ラモスが相手のCFにつられすぎてそこのスペースを使われることが多い。昔のようにラモスも激しくアタックできなくなっておりCFを潰しきりはことができないことが多い。カゼミロやヴァランといったカバー能力が高い選手を起用しているが必ず綻びはうまれてしまう。ラモスがこのようにレアルの1つの弱点になっている。しかし、セルヒオ・ラモスがレアルに欠かせない選手であることは間違いない。相手に臆すことのない闘志剥き出しの姿勢はレアルを精神的な面から支えていると思う。セルヒオ・ラモスのつられてしまう守備を改善するか、後継者を探すか、他の選手でカバーするか。近いうちにそれを考えなければならないと思う。
