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最良の相手と結婚するには?

結婚したくて婚活しているのに、「もっといい人がいるかも?」「なかなか1人に決められない!」という悩みはありませんか?

恋愛を数学で解く

「秘書問題」と呼ばれ、採用活動の際に「最良の応募者を採用する確率を最大にする」最適なタイミングを選択決定する数学の問題があります。
応募者が100人いた場合に、37人目までは無条件に不採用として、38人目以降で最も優秀な人を採るという手法です。

付き合える人数の全(N)人の37%までお付き合いします。
この37%とは結婚しません。
37%を超えたところから結婚相手探しをはじめます。
最初の37%の人より結婚相手として優れている人と知り合ったら、その人と結婚します。
全(N)人に満たなくても、そこで婚活は終了です。

とはいえ、採用活動と違って人生で付き合う人数なんて予測不能ですよね。

30歳までにベストな人と結婚するためには?

例えば、30歳までに結婚したいと考えています。
18歳から30歳までの間に付き合う人の中から結婚相手を見つけたい。
1人と1年間お付き合いするとして、最大お付き合いできる人数は12人です。12人の37%=4.44人≒4人とすると、4人までは不採用として、
5人目以降で最初の4人よりいい相手が見つかったら結婚します。

まあでも現実はそうもいかない。人の性格や好みは時間変化します。
こちらが決めても相手がその気じゃないということもあります。

デートをする相手で想定してみる

100人とデートすると仮定すると、37人目までを無条件に断り、その後37人目までの暫定1位を上回った人と結婚するともっとも良い相手を選ぶことができます。

結婚候補が100人いる仮定だと現実的ではないので、10人と仮定します。

10人とデートすると仮定すると、3.7人(約4人)までを断り、その後4人目までの暫定1位を上回った人を選びます。

ゴールから逆算する

あなたは25歳です。マッチングアプリをしています。
3ヵ月以内に彼氏を作りたいと考えています。
最低でも3回デートをしてからお付き合いしたいです。

3ヵ月=90日間
デートできる曜日は土日+平日1日=90日×3日÷7日≒39日
候補者全員と3回デートする場合に会える人数は13人です。

13人×37%≒5人

5人までは食事に行ったり会話をしたり、あるいは床をともにします。
経験値を積みながら、そのなかであなたにとって最高の一人「A」を決めます。
そして、6人目以降のデートでは常に「A」を超えているかどうかを確認します。「A」を超えた人があなたに最適なパートナーです。

「A」との比較を行わなかったり、はるかに超えるスペックの相手を探し求めてしまうと、恋人ができる確率がどんどん下がっていきます。

判断基準を明確にするために、出会う数は非常に重要です。
最初の37%は暫定一位をメモしておくだけで断り続けて、その後は暫定一位を超える人を採用しましょう。

もっといい人が…と理想を語っても、出会える人数は限られます。
落としどころを決めておくのも婚活では大事です。


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