天鳳を盛り上げる5つのアイデア
じゃあこのまま、天鳳が東風荘のように、静かに過疎化して滅びるのを、眺めるしかできないのか?
これが何の魅力もない、つまんない村ならば、それは致し方ない。
自然に飲み込まれて、森に戻ればいい。
しかし。
天鳳は、その無駄のないスタイリッシュな環境が、このままでも100年続けられるくらい洗練されており。
かつ愛された歴史とブランドがある。
このまま消えるのは、惜しすぎる。
アプリ自体に改良すべき点は何一つない。
ネット麻雀ゲームとして、天鳳はパーフェクトである。
じゃあ変えたり、足したりするのは、どこか?
天鳳を囲む我々の方である。
過疎化するのは、村おこしのアイデアも出さず、村人も自治体も、ぼんやり何もせず過ごしていたからですよ。
そりゃ気づけば、若者はにぎやかな都会の雀魂に行きますよ。
天鳳愛が残ってる少数だけでも、出せるアイデアは出していくべきですよ。批判だけで終わっても仕方ない。
ケチつけるだけなら、小学生でもできるからの。
1.「天鳳位」のさらに上の称号を作る。
これは昔から、よく言われていたアイデアである。
天鳳位を獲ったところでゲームクリア、みんなが憧れる強い人が、その達成感に満足してフェイドアウトをしていく。目標がないので、あまり打たなくなり、やがて姿を消す。
中には、二度目の天鳳位達成を目指すプレイヤーもいるが、正直1回目ほどの評価を得られない。
大食いチャレンジで、巨大オムライス4kg食べた人が、同じ店でもう一度完食したとしても。「アサピンってジャイアント白田に似てるよね」と言われて終わりである。
そして成功したフードーファイター同士に、格差は生まれない。
つまり何回天鳳位を取ろうが、天鳳位同士に評価の差が出るものではない。
何度食べても「4kg食べられる胃袋」で変わりがないからだ。
じゃあ、5kgのメガトンオムライスをメニューに出して、それ食べられるかのチャレンジを追加すればいいかというと。
天鳳位のさらに上のクラス「大天鳳位」を作ればいいかというと。
いやいやいやいや…!
長年頑張ってやっと手に入れた「天鳳位」の価値が下がるようで、これはまた寂しいものですよ。わしが天鳳位なら、絶対嫌ですよ。
余計なものを足すなと。
でもお店としては、フードファイターにこれからも来店して、食べてほしいわけだ。ファンも集まってくる。
そこで。
天鳳位が、天鳳位のまま。
「もう一つのオリジナル称号を手にする、チャレンジ設定を作る」
仮に名付けて。
「黄金聖闘士、12宮チャレンジ」
よう天鳳位たちよ。
自分だけの称号が欲しくないかい。
あいつも天鳳位、俺も天鳳位、2回とっても天鳳位。
天鳳位は俺以外にもいるんだなあと。
ああ、また1人増えたと。
もう20人近くおって、また増えていくと。
そんな感じじゃろ。どこか寂しいじゃろ。
分母が大きくなるごとに、自分が小さくなっていくようで。
そこで。
天鳳位から、さらに厳しい昇段システムで
それこそ、ラスはマイナス210くらいで。
もう一つ、階段を作る。
そこを登りきって達成すると。
12星座の中の一つを、自分だけの称号として。
好きなものを選んで、得られるのだ。
「天鳳位(獅子)」
みたいに。
略して「獅子鳳」でもいい。
それが今後の、その人の呼ばれ方、愛称になるであろう。
そしてゲーム中も、そういう表示になる。
「獅子」とか表示される。
最終的にはその称号を持ってる人が、この天鳳の歴史の、もっとも名を残していくであろう12将になる。
この12将の座を競うのじゃ。
きっと13代目天鳳位「gousi」こと牛さんは、誰よりも早く「牡牛座」を獲りたいはずだし。
15代目天鳳位「右折するひつじ」こと、おかもとさんは「牡羊座」が欲しくなるはずだ。
わしなら魚谷さんが好きだから、今からでも「魚座」を狙いにいく。
瑞原さんが急に天鳳をまた頑張りだし「おとめ座を狙ってるのかなあ?」と思ったら、さそり座をゲットするハプニングもあるかもしれない。
天鳳位から降段することもない。
時間空いた時に、天鳳位たちがちょいちょい狙いに行くステージですよ。
伝説の12人になろうと。
そうすると、鳳凰卓への天鳳位出現率も上がるし。
また、称号を取れるのかどうか、天鳳位のチャレンジを眺めて、わしらは観客として楽しむことができる。
またもやアサピンが第一号になりそうだが、いったいどの星座を選ぶのだろう?…などなど。話題も広がってくる。
とにかく、ファンも多く、人気あるプレイヤーたちが。天鳳の話題をまったくしないことが、過疎化の大きい原因であるのだ。
そりゃそうだ、クリアしたゲームの話なんて、そんなにするものではない。
人気プレイヤーが天鳳の話ばかり楽しそうに日々していれば、まわりも同じく話題に参加するし、自分もやってみようかなと思う人も増えてくる。
話題が多くなることが、何よりも大事。
2.天鳳名人戦をリニューアル
今みんな、ぶっちゃけ天鳳名人戦見てる?
わしは見てない。
先日、アサピンが対局した天鳳名人戦。
その終了後に、深夜アサピンが始めた、雀魂配信のほうが、圧倒的に視聴者が多かった。
なぜじゃw
人が多い時間帯なのも、カードが豪華なのも、天鳳名人戦の方だぞ。
で、どっちもアサピンが出演しているというのに。
これはね、天鳳名人戦。
どげんかせんといかん。
マジで。
その謎の減少が起きる、理由を考えた。
1,天鳳の画面が、雀魂と比べ、なじみがなく、地味すぎる。
2,天鳳名人位の価値がわからず、選手を応援する熱が上がらない
3,ファンはまず、好きな選手の顔や声がほしい。
4,プロはともかく、天鳳位たち、誰これ? 一般人でしょ?
おもにこの4つである。
まず1番目。
画面が地味である。
あのコバミサが出てくれてるのに、ゲストも豪華なのに、にぎやかに実況解説してくれて盛り上げてくれてるのに、どこか暗いってどういうことよ。
全部、壁紙のせいだろ!!
壁紙を変えろw
この青い大理石の壁紙は、天鳳のデフォルトの壁紙じゃ。
この壁紙で遊んでる人が多くて、慣れてる壁紙のほうが見やすいだろと考慮して、これなんだろうけど。
正直、暗いし、華がないし、安っぽいねん。
コバミサなんて、そこに置いて喋らせれば、葬式ですら結婚式ムードに変えるくらいの華やかパワーなんだぞ。それを潰す壁紙。
なんとかせい。
見やすさも大事だけど、そこも考慮しつつ「なにか特別な大会をやっている感」がにじみでる、オリジナル壁紙を用意するべきだ。
ちなみにこの下の画像は、視聴者が7人しかいない、比嘉プロの天鳳配信の画面である。↓
この比嘉さんの放送と、天鳳名人戦の画面が「見た目が一緒」って、ダメでしょ。絶対ダメでしょ。
そのイベントに、特別感がないもの。
ここをなんとかするだけで、ちょっと雰囲気がグッと変わると思う。
壁紙を変えよう。
次回からでいいから。
次に2番目、応援する熱が上がらない…について。
まず、選手たちがそんなに「天鳳名人位」を欲しそうじゃない。
好きな選手が、欲しくて欲しくてたまらないタイトルなら、ファンは獲らせてあげたい!と熱を入れて追っかけて、視聴して応援するわけだが。
アサピンファンは、どっちかといえば。
雀魂の頂点、ランキング1位を狙ってジタバタ必死に頑張ってるアサピンを見るほうが、めっちゃ応援の気持ちが乗っかるんだと思う。実際、アンチのわしでも、彼の必死な感情が伝わって、あの配信はけっこう面白いのだ。
比べて、天鳳名人戦はどうじゃろうか。
天鳳名人戦の前に、神社に必勝祈願をした選手がおるだろうか?
たぶん大勢が「空いたスケジュールに入れるのに、ちょうどいい仕事。自宅で打てるし楽だからみんな受けてる。多井さんも参戦しなくなったし、その程度のタイトルなんでしょ?」と思ってるので。
応援の気持ちが乗らない。
これはもう「本当にこのタイトルを欲しがってる人たち」でカード集めたほうが、有名な選手をただ出すよりも面白いはずだ。日々、熱い想いをツイッターで語り、それも宣伝になるじゃろう。
そこで「石橋伸洋」ですよ。
あれを呼び戻すのじゃ。
彼はMリーグに戻るため、穫れるタイトルはガツガツ獲りにくるはずじゃ。かつてバッシーは、パイレーツに指名された理由を「天鳳名人戦の成績のおかげかもしれない」と語っていた。そんな彼は天鳳名人位を獲得している。
そういう選手の言葉が、ニスを塗って輝きを増し、タイトルの価値を上げていく。バッシーは、そういう男よ。
今こそバッシーですよ!!
そして、3番目の「選手の顔が見えない」はどうしようもない。
ただ放送前に、選手が意気込みを語るインタビュー映像があるだけでも。リモートの録画でも。だいぶ違うのかな?…と思う。
そうすると4番目の「天鳳位、誰これ?」もだいぶ変わってくる。
誰かわからない人だけど、意気込みが伝わるだけで、応援しようかな?という理由にはなる。
婚活サイト、人はプロフィールを見ただけで、損得勘定はしても、恋には落ちない。目にして人柄を知って、初めて恋に落ちる。
一緒じゃ。
わしは天鳳位とツイッターで会話したりして、よく知って愛着はあるから、眺めて楽しいけれども。それ以外の視聴者には、たとえ立派な称号があっても「黒子」でしかない。ここはなんとか、好かれるようにしっかり「人柄」を紹介していこう。
その他いろいろ視聴者には、希望がまだまだあるかもしれない。
そこは徐々に、できそうなことは取り入れて、リニューアルしていけば楽しいんじゃなかろうか。
そういえば天鳳関連では、こんな企画が始まっている。
魚谷プロや白鳥プロ、あまり天鳳の企画にはなじみのなかった人気プロも参加してくれて、面白いことが起きそうじゃ。
にぎやかなイベントで、天鳳まわりを盛り上げていこう。
盛り上がってる場所でこそ、みんなスターになりたいと願い、集まってくるものなのだ。
3.麻雀プロ団体に「天鳳位獲れたらリーグ昇級」のお願い。
今、なかなか麻雀プロを天鳳でみかけない。
麻雀プロも「仕事で活かすため」には、天鳳を使っていないようだ。こっそり名前を隠して打って、あくまでオフの時間、気軽に練習したり、楽しむためのツールで終わっている。
もったいねえ。
麻雀プロがそこでガツガツ打ってると言うだけで(ようし、相手がプロなら闘いがいがある、腕試しに挑戦してやるか!)と、わしら素人も燃えてくるものだ。
やはり最後、お客様を呼べるのは「麻雀プロ」なのじゃ。
プロ大勢に、いっぱい天鳳で遊んでもらったほうがいい。
でも、オフの時間を使ってまで頑張る価値が、今の天鳳にあるかというと。実際は、雀魂配信でもやったほうが、名前を売るにも、楽しむのにも良い時間かもしれん。
なので、天鳳で遊んでもらうためにも、天鳳に「プロにとっての価値」を作り出せばいい。
「天鳳位を獲ったら、リーグ戦昇級の約束」を、団体にお願いして、ハッキリ出してもらえれば。
例えば「B1まで昇級!」となれば。
そりゃあもう、若手はみんな朝から晩まで天鳳ですよ。
必死ですよ。ツイッターも天鳳の勝ち負けで一喜一憂、魂のこもった叫びと、麻雀トークばかりになりますよ。
プロ団体にとっても、これは得がある。
若手プロや地方プロ。そして育児でなかなか表でのプロ活動がしづらくなったお母さんプロに、今までは「まあとにかく、コツコツできること頑張るしかないよね」と言いつつ。その「コツコツできるもの」を用意できていない。
そうして、3年、5年と年月が経っていく。
これはモチベが上がらないので、女流と飲み会でワンチャンくらいしか夢を見れない男子プロがいっぱい増えてくる。お母さんプロも辞めていく。
その覇気のない空気は、麻雀ファンにもしっかり伝わっている。
そこで「天鳳位昇級チャンス!」ですよ。
天鳳位は、世間的には価値が薄らいできたが、玄人同士の目には、今でも変わらず、ものすごく評価が高いままである。
これを利用しない手はない。
天鳳側としても、団体側としても、ウィンウィンウィーンである。
まずは協会やRMUあたりで、そのシステムを導入してくれないだろうか。
天鳳位が出てから、昇級プレゼントするのではなく。
出る前に約束するのじゃ。
それが麻雀業界、全体の熱となるはずだ。
4.天鳳最強の女流プロは誰だ!の大会を開く。
なんだかんだ人を呼べるのは、女流プロなのですよ。
華やかさや実力はもちろん、宣伝力が高い。
天鳳ならば、自宅から参戦できる、予選がやりやすい。
どんどん参加してくださいと呼び込む。
多ければ多いほど、いい。
そこで予選を勝ち残った女流16名で、天鳳ルールそのままに
リアル対局放送に持ち込む。
そこで十段坂と同じ、トップ+90 ラスは-180の配分でリーグ戦。
ある一定以上負けると「チャオ!」と叫んでもらって、消えてもらう。
そんなシンデレラファイトをパクったようなサバイバル大会で、わしら天鳳プレイヤーが「女神」として崇められる女流プロを作っていただきたい。
いいか。
陰湿な天鳳民たちは「天鳳に理解ある女流」には、めちゃくちゃ甘い。
ミルメークよりスイートですよ。
東風戦にこだわり、鳳凰卓に頑張って登った女流。
たったそれだけで。
梶田琴理プロが大人気ですよ。
可愛い!
イカれてる!
このまま、瑞原さんとぴっぴを女神に、わしらは生きてもいいのだが。
そこは女神(アイドル)は、多ければ多いほうがいい。
女流プロの助けを借りるのじゃ!
本当の意味で、麻雀に関わるお仕事のプロフェッショナルは…
女流プロだけである!
男子プロは競技者としてめちゃくちゃ強いのがいっぱいおるが、正直お仕事としては、カナブンより役に立たない。
覚えとけ。
5.天鳳に関わるyoutubeチャンネルを作る。
あのね。
今いっぱい麻雀に関わるyoutube番組が増えてきたけど。
そこに出てくる、麻雀打ちの名前は
麻雀プロ
人気Vチューバー
まさひろまわりのAMリーガーたち
ウヒョ助
以上じゃ。
天鳳プレイヤーなんて、どんなに強くなっても、十段になっても天鳳位になっても、youtubeの世界で、名前なんか出てこないんですよ。
せいぜい、ゆうせーさんの牌譜検討くらいですよ。
勉強にはなるけど、いっぱいミスをチェックされて、こいつヘタの印象しか視聴者に残せない。これだけは寂しい。
やる気出ないだろ。
そんな大勢に見てもらわなくてもいいから、自分の存在を注目してくれたり、特集してくれるような番組、一つくらいあってもいいじゃろ。
「今週の天鳳ニュースです。十段のpawa選手がまた九段に落ちました。天鳳位まであと一歩、惜しかった! 最高到達ptは今回◯◯◯◯pt もう一度がんばってくださーい!」だけでも、本人嬉しいじゃろ。
誰にも注目されないから、イジけて漫画家の悪口で目立とうとするのじゃ。
地方に住んでる、なで肩のオタク学生じゃないか。可哀想に。
みんなが「今週の天鳳ニュースに、自分の名前が出るかなあ?」なんてワクワクできる場所があってもいい。
強いけど、生態が謎なプレイヤーにインタビューするのも面白い。
これを例えば、牛さんとルイス・キャミーさんにMCやってもらうだけでも、かなり華やかである。
ギャラは、つのださんが出す。
当たり前じゃ。
おまえらもスパチャ投げろ!
…以上、とりあえずで浮かんだアイデアを5つ上げてみた。
みんなも「こうやったら盛り上がるかもね」の意見はちょいちょい出したほうがいい。その時間こそが、天鳳愛を取り戻すきっかけになるかもしれない。
ちなみに
わしはいつでも雀魂に心を売るニャっ!
ご機嫌がよろしい時、気分で小銭を投げていただくと嬉しいです。ただあまり気はつかわず、気楽に読んでくださいませませ。読まれるだけで感謝です。