ファシリテーションって何?

私には社会人大学院生の一面があります。今、他のコースの学生たちと協力して、1つの講義を作るプロジェクトに参加しています。私の役割はファシリテーターであり、参加学生たちの意見をまとめる役割を担っています。

このプロジェクトには、様々な専門性を持つ学生たちが参加しており、それぞれの異なる視点や意見が出てくることが特徴です。ディスカッションは非常に興味深く、刺激的な時間を過ごしています。しかし、異なる専門性ゆえに結論にたどり着くことは容易ではありません。私たちは、それぞれの意見を尊重しながら、1つの結論に向けて進める方法を模索しています。

私がここ最近ファシリテーションをする際に、最終的に出した結論に全員が同意することはほぼありえないということを意識しています。もちろんそのような結論をもっていけるに越してことはないのかもしれません。ただ、皆んなが賛成する結論に持っていくために、目を伺い考えを右に左に切り替えてしまうと永遠にゴールは辿りつかないし。結局、このミーティングって何が目的なんだったと不完全燃焼な形で終わってしまうことがあります。異なる意見を尊重しつつ、A案でもなくB案でもなく新たなC案をディスカッションの中で見つけ出し、腑に落ちた感を感じてもらえるか?そこが大事なのかなーと考えています。

ファシリテーションの方法論に正解は存在しないと思います。反対意見や異なる意見にも柔軟に対応し、ディスカッィスカッションを進行したり時間の配分を工夫する必要があるのかなと。まだまだプロジェクトは続くので、経験積みながらファシリテーションとは何かを考え続けたいなと思います。


記事を読んでくださった方、ファシリテーターとして意識していることや経験についてのフィードバックをいただけると嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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