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①テレビ離れしている若者が北海道のテレビ局で働く話。(山本悠太)


みなさま、お世話になります。

UHB北海道文化放送1年目の 山本 悠太(やまもと ゆうた)です。

札幌生まれの横浜育ち、24さい、おとめ座、野球、人力車、サウナ後の外気浴、ドライブ、鮭釣り、キャンプ、砂肝、メロン、貝類、メロン農家さんがつくるスイカ、鍋料理、好き。 納豆、苦手。

昨年までは北海道の野球独立リーグでプレーしていました。

まだ引退宣言はしていないので、現役アスリート(のつもり)です。

よろしくお願い申し上げます。


北海道にきたきっかけ


北海道の野球選手というと、我らが北海道日本ハムファイターズ!

ですが、北海道ベースボールリーグ(HBL)というローカルなプロリーグも実は存在します。HBLも含め、道内に2リーグ、各市町村をホームタウンとした6球団が道内各地でリーグ戦を行っています。

私が北海道の独立リーグで野球選手となったきっかけは某流行病による大学授業のオンライン化

自粛生活の時にたまたま目にしたスポーツニュースで北海道に誕生した一風変わった野球の独立リーグの存在を知り、「ここでプレーしたい!

特にツテも目立った実力もありませんでしたが、とにかく自分を売り込んで、なんとか契約してもらえました。大学授業のオンライン化は逆手にとると、WiFIさえあればどこからでも授業を受けることが可能です。

そんな状況が結果として功を奏し、そこから約3シーズン、学業と北海道での野球選手の活動を両立…なんとか食らいついてやってきました。

センターを守ってました。特技は送りバント。仕事も手堅く進めれるようになりたいです。

富良野LOVER


そんなこんなでやってきたチームの本拠地は富良野市。ラベンダー畑やスキー場、ドラマ「北の国から」のロケ地でも知られ国内外問わず知名度抜群、北海道のへその街です。

時期になると賑やかな観光地でもあるけど、夜は星が本当に綺麗で、食べ物もおいしくて、自然と文化が入り混じっていて、、

そして富良野に住んでいる人はだいたい富良野のことが好き。

そんなところに来た私も富良野が大好きになるまで時間はかかりませんでした。

午前中は農家さんでアルバイトをして、午後から公式戦や練習、そしてオンライン授業を受ける生活は毎日がクールな出来事の連続。

行く先々で貴重な経験をさせていただきました。

特に、農作業。

つらいことがあったら、真夏のハウス作業を思い出して頑張りたいと思います。

大島農園の皆さん、ありがとう。

農作業。こんがりと日焼けしました。


アルバイトやプライベート、時間を見つけては約3シーズンも道内をうろちょろとしていると、野球以外での人との繋がりも広がりました。

文字通り老若男女、色々な人に出会って、自分自身にはない新しい価値観に触れることに魅力を感じるように。

気づけば、北海道で暮らすことがどんどん楽しくなりました。

そして繋がりが広がれば広がるほど、ガソリン代も高くつきました。

北海道はとても広かった。

恒例のへそ祭り。大島農園のメロン。


野球のオフシーズンでは、神奈川県の古都・鎌倉で人力車の仕事に打ち込んでいました。

最初は走ってお金も稼げてトレーニングもできて一石二鳥じゃん!くらいの気持ちで始めましたが、自ら営業することからはじまり、歴史や観光ガイドにカメラマン、そしてもちろん移動もする。

これも間違いなく私にとっての青春でした。

伝える力の大切さやお客様に最大限楽しんでもらうための準備力は今後にも活かしていきたいです!

北海道だと小樽、函館にもあるのでぜひ一度乗ってみてください。

鎌倉

UHBを選んだ理由


一番大きな理由は北海道を元気にするためです。

これまで富良野で過ごしているうちに、いつかはもっと本腰入れて"北海道"に向き合ってみたい気持ちが徐々に膨らんでいきました。

北海道を元気にしたいのならば、まず、自分自身が挑戦し続ける一人の元気な道民であることが必要なのでは?

じゃあ、これまで北海道で出会った人の中で一番元気な人は誰だろうか?

自問自答している時、ふと頭に思い浮かんだのが、当時の対戦相手でプレーしていた福本義久選手でした。

野球選手もしてアナウンサーもして、聞くところによると北海道中を自転車で移動しているらしい。

とある日は、何気なくテレビをつけると汗だくでランニングマシーンを走っている福本さんの姿を見たこともありました。


走り続けた福本アナ

そんな入り口から、福本さんが働いているUHBに興味を持ち、面接に「いっとこ!」くらいの気持ちで入社選考を受けたことがきっかけで今に至ります。

就職をするなら事業投資や販売促進、何か新しいことを切り拓いていく仕事をしたいと考えていたので、テレビ業界自体は全く志望していませんでした。

さらに、私自身がほとんどテレビを見ない、いわゆる”テレビ離れ”している若者の一人という一抹の不安もあり、内定いただいた後もしばらく考える期間がありましたが、最終的には溢れんばかりの北海道に対する気持ちが勝りました。

熟考しているなかで、実際に働いている社員の方々から直接お話を聞いているとワクワクした想いが膨らみ、最後は同じ大学の大先輩でもある廣岡俊光アナウンサーの"北海道愛"への共感が決め手です。

廣岡さんのnoteを参考に向かった道東一人旅。

ローカル局でローカルを極めることが、興味のあったグローバルな方向にもつながるような感覚もあり、変革期を迎え、放送以外でも北海道の暮らしを支えるUHBでの仕事に改めて魅力を感じました。

高校の学習指導員の仕事もしました。川の生態調査。


北海道の球場の雰囲気が好きです。試合中にキツネ、鹿が出没したことも

UHBでやりたいこと


UHBでは北海道にしかできないことを徹底的にやり込みたいです。

食、自然、文化、スポーツ、暮らし、おもしろい人、企業…などなど。

北海道は人の心を動かすコンテンツの宝庫です。

オホーツクの海でサケ釣りました。

北海道を元気にするということは、道民の皆さんの暮らしを豊かにすることだと思います。

そのための手段は放送に限らず、どんどん挑戦したいです。

北海道が好きで面白いことに取り組んでいる人やコミュニティと一緒になって北海道のために取り組んでみたい。

北海道を相手に仕事をするには北海道がより良い豊かな場所である必要があるのは言うまでもありません。

若いうちに自分の時間を惜しみなく投資していきたいです。

個人としては伝える力、気づく力、そのために色々な場所へ足を運ぶことは大切にします。情報の受け売りではなく、自分の目で見て、自分で触れ、自分の言葉で伝えることで重みが出てくる。

今までの野球選手としての活動でも、名前と顔を出して地域のことや感じたことを発信することはしてきたので、そこは変わらずに(リテラシーには最大限の注意を払って)継続し、さらに伸ばしていく部分だと思います。それがまた誰かにとってのコンテンツになれば最高です。

気づけば長々書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

ひょんな思いつきで北海道に来て、ささやかなハプニングも少なからずあったけど、周りの人に恵まれ続けてきたおかげで今日があります。

だからこそ巡り合ったご縁を大切に、これから巡り合うご縁を楽しみに、まずは北海道からはじめていきたいです。

北海道の8チャンネル、そしてこれからはほんのちょっぴり…山本悠太のことも気にかけていただけたら幸いです。

今後ともよろしくお願いしますー!

お世話になってます同期社員's。


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