『星を編む/凪良ゆう』を読んで
「汝、星の如く」の続編です。
というより、スピンオフです。
いや、違うな、2冊を読んで完全な2冊で1つの物語です。
北原先生が結ちゃんをシングルファーザーとして育てるようになった経緯を含む過去のこと。
植木さんと二階堂さんという2人の編集者が櫂を見出し育て支えていた過去とこれからのこと。
櫂が亡くなってからの暁海と北原先生の日々のこと。
前作で違和感があったことや謎だったことの答え合わせができたことも多かったです。
櫂が亡くなっても周りの人の人生は続いていきます。もちろん大きな影響は受けたけども。
変わっていくものもあれば、変わらないものもあります。
そして、夫婦の在り方を考えさせられました。