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簡単な振り返りとエッセイを読もう!という話

この記事は、mast Advent Calendar 2021の22日目の記事です。

21日目の記事はYamauraさんの 「CMの背中を見て」 でした。YamauraのLINEの一言の「街の遊撃手」ってどういうことかなって思っていたのですが、そのヒントが隠れていましたね。

僕自身映像を作る時、mastという環境もあってCGを使いがちなのですが、ジェミニのCMみたいに実写パワーで押していくのもいいなあと思いました。二つの指針、大事ですね。僕も意識したい。

他の記事は mast Advent Calendar 2021 から読めますので、ぜひ!


さてさて、たまに自分を振り返ると、その時の気持ちや何をしていたかが思い出せて良いなあという持論から、カレンダーを見ながらまず今年を振り返ってみます。

2021年1~3月くらい

演出と撮影回りを担当していた、ライブパフォーマンス作品 invisible の本番があり、同窓会がコロナで無くなり、英語の勉強をしていたようです。こないだのTOEICが悪くなかったのはこれのおかげかもしれんな。

あとシンエヴァで湧き立っていた覚えがあります。

4~6月くらい

ひたすらMATで配信の仕事を手伝っていました。そこでお世話になっていた映像ディレクターの方には期間中も、割と最近もおもしろそうなお仕事があるたびイロイロ呼んでいただき、本当に感謝しかありません。最高です。来年もよろしくです(ここで言っても仕方ない)。

サムネにもなっている映像作品「シブキ」の制作もスタートは5,6月でした。もう懐かしいですね。

7~9月

バイトが無事終わり、シブキの制作が本格的になっていきます。

見返してみると、色々現場にいったり、東大松尾研のmlサマースクールを受講したり、ワクチンあったり、映像制作会社のお手伝いを始めたりしていたみたいですね。

でもやっぱ何より制作で、特に9月は燃えていた覚えがあります。

10~12月

シブキの撮影は9月末で終わり、地獄の編集タイムに入りました。10月末が締めだったのですが、長回しx3+数カットしかない割に、音ハメが重要だったり撮影現場での準備不足がたたったりと泣きながら編集していました。

映り込みを消すのに制作メンバーのnamikawaくんとみきおと3時ごろPhotoshopで数百フレーム写り込んだおばさまを消し続けたのは嫌な思い出です。

シブキの解説を書こうかとも思いましたが、説明しすぎちゃう気もしたのでやめました。こだわりだらけなので、是非是非どうか見てください!!

後は前述の制作会社さんのお手伝いが本格化したり、現場行ったり、実験の授業で仲間たちと楽しくしたり。

最近はウマ娘→競馬→乗馬と新たな趣味もできています。


何か気になることがあった方は、気軽にDMなどください!お仕事、お遊び、なんでも待ってます〜〜〜!!


とこんなところで、長くなってきたのと19時からの用事に遅刻しそうになってきたので、本題のはずだったエッセイを読もう!という話をさらっとして終わりたいと思います。

僕は大学の友人から、アツい男で、すぐポエム詠むと認定されているのですが、このような自分がどうして形成されてきたかと思うと、昔から小説やエッセイ、NHKプロフェッショナル的な人生を語る系コンテンツを好んでいたからなのかなと至りました。

僕はドラゴンクエストシリーズが大好きなのですが、ゲームデザイナーの堀井雄二さんは著書「しんでしまうとはなにごとだ!」の中で「おそらく人々にとって、いちばんの娯楽は、今と違う別の人生を擬似体験することではないでしょうか。人生は、ロールプレイングです。」と語っていました。

このように、エッセイ的コンテンツの中では味わい深い、語り口調の文章が随所に見られ、そのような言葉たちが僕の人生に染み込み、文章となって出てきているのでしょう。他人の人生を味わうことは、娯楽であるだけでなく、その経験や知識を学ぶこともできるものです。特に、これらのコンテンツでは盛り上がりのため、必ずと言っていいほど人生における大きな苦労や悩み、葛藤が描かれます。めちゃくちゃ人生の参考になる。

というわけで、僕の人生に影響を与えた面白かったエッセイや番組をいくつか紹介して終わらせていただきます。

14歳 : 14歳の時に読んだ、いろんなボーカルが自分の14歳を振り返るエッセイ集です。14歳といえば14歳の栞もほんとに最高の最高の最高でした。また見たいけど見ちゃいけないような。

ムロ本、 : ファンなので。ヨシヒコで好きになって大恋愛とこの本でハマりました。

三宅一生 未来のデザインを語る : こちらもファンなので、でもあるのですが。服屋さんというよりデザイナー、人間としてのお話が読めてとても魅力的でした。21_21 DESIGN SIGHTの話とかもあったような。

映画にまつわるxについて2 : 最高。長い言い訳の制作時の話が深く載ってる。役者との関わりや映画作りについて。

方丈記 : エッセイといえばエッセイ。ゆく川の流れは絶えずして~は僕の人生で常に頭の中に流れている名文。神。

ハムレット : もはや絶対にエッセイではない。最近中学生ぶりに読み返しておもしろすぎたし、芝居や人生について言葉が素晴らしかった。難しいね。

言の葉の庭美術画集 : もう画集になってしまった。とはいえ美しい絵だけでなく、設定や趣意書などがあり勉強になります。新作も楽しみです。全部好き。

とこんな感じで、いや全部本やないかい、番組は無いやないかいという感じですが、長くなってきたので許してください。番組は普通に宮崎駿さんと庵野秀明さんと神谷浩史さんのプロフェッショナル系のが好きです。

最後の締めくくりとして、最近思っていたこと。

人の気持ちに影響を与えたいと思うことを傲慢だとしたり、綺麗事のように忌避する人を最近よく目にすることがあって、その気持ちもよくわかるし、自分も他人がずけずけと何も知らないくせに干渉してきたり、押し付けがましいコンテンツを鑑賞したりすると、腹が立つこともあるのですが、誰かを勇気づけたい、元気にさせたい、と思うことは自然なことだし、素晴らしく素敵なことじゃないかと思います。

グレアム・ムーアさんのように、バトンをつなげられる存在になりたいなと思います。

人生頑張って、楽しんでいきましょう。


18歳/進路未定です/旅行記を残したくて作りました