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なぜ、人は旅をするのか?

安心と狂気の探求5週目


前回はこちら→


非日常を味わうとかではなく、思考するために人は旅をします。
日常と非日常の中間、曖昧な存在。
思考し続ける人は感覚的に旅をし続ける。

ここ最近旅をして印象深かった思い出を残していきます。


何かを始める時とはいつなのか?


千葉県習志野市。

習志野は都内から電車で1時間程。駅の近くには長〜い商店街もあるし、周りはのどかな住宅街といった感じ。
非常に住みやすそうです。

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泊まったのはADDress習志野の家。
奥まった立地に佇む立派な一軒家で、部屋数も多く過ごしやすそうです。
泊まった際は愉快な人がいっぱい滞在しており、思わず深夜まで飲んじゃいました。

「哲学的な話は盛り上がる…。おもしろい。」とあらためて気づかされましたね。

ありがとうございました。

習志野の家では、無料図書館というのもやってらっしゃいます。
無料で借りれて、返却期限は特にない。最高ですね。
1冊本を借りるのと同時に、僕のリュックの中に眠っていた本を寄贈しました。(右が借りた本で左が寄贈した本)

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純粋に自分自身を表現することとは、狂っていることなのか?


東京都台東区浅草。

浅草にある日本酒とお出汁料理の店“浅草おと”

料亭のような雰囲気の中にディープな世界観を感じる心地よいお店でした。
そして何より働いている方々が最高にcool。音楽から哲学、納豆やディープな話を楽しめました。

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そしてここ最近、僕が勝手に尊敬している方ともお話しできました。

事情あって20分程しかお話できませんでしたが、非常に嬉しかったです。
最近のソーシャルグッドな活動にありがちな学校的な雰囲気やワイワイ感って正直苦手なんですけど、そのモヤモヤを見事にぶっ飛ばしてくれる人です。


知的さと狂気を同時に感じる最高な時間でした。


自分に何ができるのか?


羽田空港と高松空港。

旅とは関係ないですけど、空港はすべてガラガラでしたね。

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経済が止まる恐怖を痛感させられます。


分断された世の中で、自分自身を保つとしたら、自分は何ができるのか?


徳島県美馬市。

美馬市脇町にある最高にカッコいいゲストハウス“のどけや”

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個人的には日本の最先端がココにはあると感じています。
究極の場、ともいえるかもしれないですね。

のどけやの周りも非常に雰囲気の良い空気で、「うだつの街並み」という観光名所もあります。

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人口こそ少ないですが、その数少ない“人”が最高です。

晩ごはんは“まひるの月”という金土の夜限定で営業しているBarに行ってきました。

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入り口にひっそりと看板が置いてあるだけなので見つけにくいかもしれませんが、ここにお店があります。

このひっそり感、お店の名前どおりで良いですね。


店内は暗めの照明で落ち着いた雰囲気。
カウンターに座って、置いてあるメニューの豊富さに驚きながらも料理を注文しました。

大豆ミートの唐揚げとクラフトビール。

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個人的には最近話題の大豆ミートが食べられたのが嬉しかったです。
味と食感の概念で考えると、本当に肉ですね。

そしてここのお店を運営されているご夫婦ともお話しました。
ご夫婦と言ってもまだかなり若い2人。この若さでお店をやってらっしゃるということに興味が湧いたので話を聞いてみると、とてつもないストーリーが…。
非常にインパクトのあるお話でした。
彼らのエネルギーと行動力に感動させられつつも、楽しい時間が過ごせました


自分自身を投影するものとは?


ふたたび“のどけや”。

のどけやには、僕以外にも宿泊している人が何人かいて、一緒に暮らすように過ごしています。年齢も国籍も関係なく一緒に暮らす空間はすごい刺激的ですね。

朝、リビングでダラダラしながら東京から来ていた女子大生と会話。

金沢で車を借りて、西へ西へと旅をしているとのこと。
パンやシェアやカンボジアや生活している中での人との関係性の価値など、様々なストーリーや哲学的な話で盛りあがりました。

哲学トークは今の若い世代にピッタリの娯楽なのかもしれないですね。


本質的な安らぎに言葉はいるのか?


香川県のうどん屋さん。

のどけやで仲良くなったアメリカから来ているジェントルマンと先述の女子大生達でうどんを食べにいきました。

ちなみにアメリカから来ている彼は日本語は話せず、僕は英語が話せない。
共通言語が全く無い状態で何で仲良くなったのかというと僕にもわかりません。

不思議。

うどんも美味しかったんですけど、初めてできた言葉の通じない友人の存在がより感動を大きくしてくれましたね。

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自分の本質的な安らぎを表現した時に相手は何を得るのか?


のどけやの近くにあるカフェ“ワタル珈琲”。

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場所は先程紹介した“まひるの月”と同じ場所。
まひるの月のご夫婦は、金土だけこの場所を間借りしていたんですね。


“ワタル珈琲”では、本格的な珈琲やスイーツを楽しめます。

先ほどの面子でケーキをシェアして楽しみました。

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軽快なトークと共に、チーズケーキの表面を炭焼き?されています。


そしてやはり店主の方が最高におもしろい。
バンドもやってらっしゃていて、独特な感性と愉快なテンション、基本的に休みの告知しかしていないFacebookページも娯楽として楽しめます。

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店内に飾ってある写真も良いですね。


自分自身を強烈に表現するとしたら、何を表現する?


のどけやの中。

のどけやにいる間は夜中まで酒を飲んだり、子供たちと遊んだり緩やかに最高な時間を過ごしました。

そして、のどけやオーナーご夫婦とゆっくりお話できたのが最高の思い出です。

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この究極ともいえる空間を創りあげたお2人には感謝と尊敬の念しかありません。



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最高すぎる…!

また行きたい場所ナンバーワンです。


思考することとは?

神奈川県鎌倉市。

ADDress北鎌倉の家。

最近出来たこともあり、めちゃくちゃ広くてキレイでした。

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ここには一瞬しか滞在しなかったのであまり思い出はないです。
週末とかに行くと楽しそう。


その翌日は横浜駅に行き、ここ最近で一番話してみたかった人とお話しました。

最高にクレイジーで頭の良い、思考中毒者でしたね。問いザラス。

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高松空港で買った瓦せんべいをシェアしました。

彼とは今後もいっぱい話して理解していきたいです。(理解できるのか?)


なぜ人は旅をするのか?


ここ最近の移動はまさに旅と言えるものだったと感じます。

旅とは何か?

自分自身の世界が広がる感覚を感じること、そしてそこに安らぎを感じた時に生まれる“問い”を探求することだと思います。

今回の旅では、“人”という概念を通して非常に多くの問いを得ることができました。

こんなに心地よいエキサイティングな時間はない、と感じます。

得られた問いを表現することで本質的な安らぎに近づき、自分自身が求めているものの答えを見つけることとなる。

そこまでのプロセスが旅であり、人生である。

そんな感じですかね。


生きている限り旅をし続けます。


ちなみに、今のところの僕にとっての人生は『安心と狂気の探求』です。



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