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釣り。ハマチ・クロダイ・ヒラアジ・スズキなど

仕事の関係で、最近魚釣りをする頻度が増えた。個人的にもワカサギ釣りはよくやるし、子供の頃は近所の池でブルーギル釣りをよくやっていたから釣り自体は嫌いではなかったけど、自分がここまでちゃんと釣りをやるとは思ってなかった。少し過去の釣行を振り返ってみる。

2021年11月はメッキと呼ばれるヒラアジの仲間を釣りに太平洋側の海によく行った。メッキは本来は東南アジア近海など暖かい地域の魚だが、暖流に乗って南から回遊してきた10〜20cmくらいのメッキの幼魚が関東地方沿岸くらいの緯度までなら初冬でも釣れることがあるらしく、それ狙いでルアーフィッシングを何度か行った。

ヒラアジの仲間
銀色の美しい光沢からメッキと呼ばれるらしい

北に回遊してきたメッキの幼魚たちは寒い冬を越すことができずに皆死んでしまうらしい(死滅回遊魚)。どうせ死んでしまうなら釣って食べても誰にも責められないだろうと思いながらルアーを投げていた。いずれにしても不憫極まりないと同情はする。刺し身で食べたが、はま寿司のアジより美味しかった。

同じ場所でチヌ(クロダイ)も釣った。
最大50cmくらいになるらしいが大きい個体は警戒心が強くあまり釣れない。今回は20cm強のものだったがメッキより引きが強く感じた。うまい魚なのでもう少し大きいのを釣ったら食べても良かった。

クロダイの幼魚

12月の大潮の日に同じ場所で釣りをしたときは、夜に40cmほどのスズキも釣れた。スズキは針がかかると体を大きく震わせて暴れるから、掛かったときの興奮が大きい。釣り人はこの感覚がたまらないからシーバスを狙うんだと思う。食べてもうまいし。3日くらい熟成させてしゃぶしゃぶで食べたところとてつもなく美味だった。

スズキの幼魚

このくらいの大きさになると魚を簡単には引き上げられないので、しばらく格闘することになる。糸を切らないように慎重に引き寄せる必要があり、特に釣りに慣れていない初心者の僕は自分が結んだ糸の結び目の強度をあまり信頼していないので、より慎重になる。
でもリールのドラグと呼ばれる部分で糸の張りを弱めておけば魚の力を受け流せるので、そこまで心配しなくてもいい。
この魚とのやりとりの時間は釣りで1番楽しいところで、たぶんドーパミンとかアドレナリンとかセロトニンとか脳内麻薬がざぶざぶ出ている。聞くところによるとパチンコで大当たりが出たときと同じ快感らしく、釣り人はみなその中毒者だそう。

釣りはハマると道具やエサや交通費にすごくお金がかかる趣味なので、中毒者にはなりたくないと思っていた。でもこのあとサゴシやハマチを釣ったり大きめのスズキ釣ったり、ホタルイカパターンでカサゴやメバルを釣ったりしてるうちに、自分が魚釣りをしている夢を頻繁に見るようになってしまった。気づかないうちに中毒者になってるかもしれない。怖い。

fin.


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